はじめに
本ドキュメントは、MIRS1501の標準機シャーシの改良についてのドキュメントである。
上段シャーシの改良
MIRSMG3Gシャーシ詳細設計書の上段シャーシのCADデータには超音波センサ、電源ボード、Webカメラを搭載するための穴が開いていないため改良する。
改良前の上段シャーシを図1に示す。
改良後の上段シャーシを図2に示す。
上段シャーシの改良点を図3に示す。
上段シャーシの改良点の寸法を図7に示す。
図3の1,2,3,4は追加した穴である。
1と3は超音波センサを搭載するために開けた穴である。競技で壁に対する機体の角度を調整するために前方左右に配置した。
2はWebカメラを搭載するために開けた穴である。競技で前方の画像を認識する必要があるので前方に配置した。
4は電源ボードを搭載するために開けた穴である。電源ボードは直接触れる頻度が高いと考えられるので機体の外側、見栄えも考慮し後方の中央に配置した。
上段シャーシ改良後CADデータ
上段シャーシ改良後図面データ
DXFファイル(上段シャーシ)
下段シャーシの改良
下段シャーシCADデータにはモーター制御ボードを搭載するための穴が開いていないため改良する。
シャーシの寸法はMIRSMG3Gシャーシ詳細設計書を参照する。
また、モーター制御ボードの寸法はMIRSMG3G モーター制御ボード詳細設計書を参照する。
下段シャーシ側に開ける穴もこれらを考慮して配置する。
改良前の下段シャーシを図5に示す。
改良後の下段シャーシを図6に示す。
下段シャーシの改良点を図7に示す。
改良点の寸法を図8に示す。
図7の四角で囲っている2つの範囲が追加した穴である。
モーター制御ボードはスペースを取るのでスペースの空いているところに配置した。
また、モーター制御ボードは2枚あるため、対称になるように配置している。
下段シャーシ改良後CADデータ
下段シャーシ改良後図面データ
DXFファイル(下段シャーシ)
関連文書
[1] MIRSMG3G シャーシ詳細設計書
[2] MIRSMG3G モーター制御ボード詳細設計書