名称 MIRS1102 正面正体補正用関数概要
番号 MIRS1102-SOFT-0001

最終更新・2011.1.4

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2011.1.4 伊庭達哉 初版

目次




1.はじめに


本ドキュメントは、MIRS1102に使用する正面正体補正用関数front()の動作内容及び使用方法の概要についてのドキュメントである。関数の詳細設計は別のドキュメントに示す。


2.関数の動作内容


正面正体補正用関数front()は、指定した距離で正面の壁に対して正面を向く関数である。



3.関数の使用方法


正面正体補正用関数frontは次のような仕様になっている。

ファイル名 関数名 書式
front.c front int front(int r)


この時の、引数、及び戻り値は次のようになる
  • 引数
    r : 正面の壁との距離[cm]を指定する。
    このとき、超音波センサの仕様から、指定できる値の下限は20であるが、傾いた状態からの正体補正であるため、20またはそれに近い値を指定すると、正面を向いていないのに正面と認識してしまうおそれがある。そのため、実際に指定する値は25以上を推奨する。
    また、引数に0を指定すると、壁との距離は考えず、その場で正面の壁に正体する。
  • 戻り値
    0 : 正常終了
    正面の壁に正体ができて、終了した場合を表す。


4. 関連文書





沼津工業高等専門学校 電子制御工学科