沼津高専 電子制御工学科
MIRS0804 MIRS部品チェック報告書
MIRS0804-TEST-0001
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2008.6.2 早苗 浦田 初版
B01 2008.6.23 浦田 浦田 ドキュメント名が適切でなかったため変更



目次
1.目的
2.部品チェック方法
3.部品チェック結果
(1) 各センサのチェック
(a) テスト1回目
(b) テスト2回目
(2) 駆動系のチェック
(a) 電源ボードのチェック
(b) MPCボードのチェック



1.目的

各素子とボードの動作確認。


2.部品チェック方法

 ドータボードの各ポートにセンサMPCボードを取り付け、テストプログラムを動作させる。

使用するプログラム
/home/atlmirs/mirs_stnd_v2.1/testprogram

./irs_ts_ws    (赤外線センサ、タッチセンサ、白線センサ)
./uss_test    (超音波センサ)
./enc_test    (エンコーダ試験)

/home/atlmirs/mirs_stnd/pwm_enc

./system-check

1番を選んで、左右のduty比を与える。
ケーブル接続切り替えは、電源を落として行う。


電源ボード

外部電源より電源を供給(7.8V)を投入

デュアルレギュレータ:

制御系のスイッチを入れ、5Vを出力するか確認する。
駆動系のスイッチを入れ、5Vを出力するか確認する。

シングルレギュレータ(旧タイプ):

制御系のスイッチを入れ、5Vを出力するか確認する。
駆動系のスイッチを入れ、外部電源を同じ電圧が出るか確認する。


3.部品チェック結果

(1) ケーブルの導通確認

異常なし

(2) 各センサのチェック

TSS(タッチセンサ)
正常に動作した。

WLS(白線センサ)
正常に動作した。

REXおよびREY(ロータリーエンコーダー)
正常に動作した。

IRS(赤外線センサ)
赤外線センサについては異常があったため、その詳細を以下に記す。

赤外線センサについてのテスト1回目

赤外線センサをIRS1とIRS2に接続する。
症状、IRS1が正常に動作しない。
対策、IRS1の素子をIRS3に、IRS2の素子をIRS4に付け直し、再度確認する。

2回目

赤外線センサIRS3とIRS4に接続する。
症状、IRS3が正常に動作しない。
対策、IRS3とIRS4の素子を入れ替えて、再度確認する。

3回目

赤外線センサIRS3とIRS4に接続する。
症状、IRS4が正常に動作しない。
対策、IRS4の素子を別の素子と交換し、テストのやり直しをする。(この週には問題が解決できなかったので次週に持ち越した。)

最終的に赤外線を出すためのリモコンの不具合だったことが判り、リモコンを換えて再度テストしたところ正常に動作した。

(3) 駆動系のチェック

(a) 電源ボード(デュアルレギュレータ)のチェック

制御系
5Vが出力され、正常な動作が確認できた。

駆動系
6.2Vが出力されたが、問題ないようである。

(b) MPCボードのチェック

正常に動作した。


関連文書

・ MIRSSTND 標準機動作試験手順書(MIRSSTND-MAMU-0001
・ MIRSATLM 電源ボード基板試験仕様書(MIRSATLM-ELEC-1505
・ MIRSSTND モーターパワー制御ボード基板試験仕様書(MIRSSTND-ELEC-0021