沼津高専 電子制御工学科
MIRS0704 標準機動作試験報告書
MIRS0704-TEST-0001
改訂記録
版数
作成日
作成者
承認
改訂内容
A01
2007.6.22
内田
杉山裕太
初版
まず最初に標準機の動作試験はすべて
標準機動作試験手順書
にしたがって行う。
まず、事前の各種ボード、センサの動作試験において正常に動作せず、新たに作成した物を数とともに列挙する。
・電源ボード×1
・MPCボード×1
・超音波センサ
・5PINケーブル
・3PINケーブル
発生した問題点と、その解決策
各種センサに関して
・超音波センサ
ポスト正対時、uss1,2が同様の値を返さない。
→超音波センサそのものの精度が不安定なのが原因と思われる。可変抵抗を調節しても、あまり変化はなかった。
そのため、今回の動作試験では一斑よりセンサを拝借して、試験を行った。
・白線センサ
ドーターボードのws に接続したセンサの動作が不安定
→他のポートでの動作試験においては正常に動作したためこのポートでの使用を取りやめた。また、今回の標準動作試験では使用しないため後日、ドーターボードの再作成をもって問題の解決とする。
・タッチセンサ
最終的にMIRSの左(三番ポート)に設置されているセンサに時折動作不良が生じる
→センサ前部にスプリングとして使用されている金具が変形しているためセンサへの接触時に一定上の負荷がかかり反応が遅れるもので、MIRSが運動しその力でセンサをおせば反応することを確認した。
・ロータリエンコーダ
センサの返す数値が本来想定されるものよりも、明らかに小さな値が返された。
→MPCボードとの間をつないでいるケーブルの導通確認を行ったところ正常な値を返すようになった。
標準プログラムの実行に際しての問題点
・ポスト旋回中にMIRSの回転中心が規定のものよりずれる
→原因は走行パラメータの値の制度が不十分なためと思われる。
今回は、一通りの動作が完了したため、本戦までに改定する。
・モータのスイッチを押すとMIRSの電源が落ち再起動した。
→急激な本体への供給電力の低下が原因。この解決策としては、主にモータのスイッチを着け忘れないことが重要。
ハードからみた解決策は、電源ボードを改造して双方に等しく安定した電力を供給することが解決策である。