MIRS0403 システム提案書U

番号

MIRS0403-DSGN-0007

 

版 数

最終更新日

作 成

承 認

改 訂 記 事

A01

2005.2.10

鈴木寛里

鈴木寛里

初版

 


 

目次

  1. 目的
  2. システムの特徴
  3. 基本構成
  4. 動作概要 
  5. 参考資料

 

1.目的

本文書はMIRS0403の行動計画案についてまとめたものである。
これに基づき開発を進めることを目的とする。

2.システムの特徴

・システムのハードウェアは標準機と同じ。
・動作の特徴として、ポストの取り方を標準機とは大きく変えました。それについては動作概要で説明しています。

3.基本構成

<赤外線センサ>
赤外線センサは、ポストのボタンから発信されている赤外線を感知するためのものです。
MIRSの前方のものは、ポストのボタンを押してポストを獲得できたかどうかを確認するためのもので、MIRSの左側(このMIRSは時計回りにポストを回るので)のセンサは、ポストのボタンの位置を探すときに使います。

<超音波センサ>
超音波センサはMIRSからポストまでの距離を測ります。
前方についている2つの超音波センサでポストにMIRSがポストに垂直になるようにします。
左側についている超音波センサで周回しているポストとの距離を保ちます。
右側についている超音波センサで周回しているときにほかのポストを探ります。

<白線センサ>
白線センサはMIRSが白線の外に出そうになったときにMIRSの制御を行います。
MIRS0403では白線センサは四方についています。

<タッチセンサ>
タッチセンサはポストのボタンを押したかどうかを判別します。
MIRS0403ではタッチセンサは前方にひとつだけついています。

4.動作概要

@最初にMIRS本体の目の前にポストがあるかどうか調べる。


A目の前にポストがなければまっすぐ少し進む。もしあったならば、そのポストを周回し、前方へと進む。


B進んだ先で、プロペラを一回転させ、ポストの座標を取る。
ここですべてのポストを認識できた場合は次の動作に進み、すべてのポストを認識できなかった場合は定められた距離を前進し、指定の数のポストが見つかるまでこの動作を繰り返す。


すべての座標を取り終わった位置を基準点Aとする。

Cすべてのポストを認識できたのでポスト獲得動作に入る
ポストの認識をした順番にポストを周回していく。このときにポスト番号を得る。そのときに1番のポストがあれば獲得し、その次に2番のポストがあれば獲得する。つまり、1,3,2という順番でポストを回ると一周回ったときに、1番と2番のポストを獲得していることになる。またその時に、2つポストを回ったら、1度中心に戻り、中心位置補正をかけ、その後次のポストから順番に獲得動作に戻っていく。

つまり、先の例より説明すると、全体の流れは→

ポスト探索→1番ポスト獲得→3番ポスト確認→中心位置補正→2番ポスト獲得→中心位置補正→

である。



※ 競技2回目は1回目に取った座標を使って最初Aの位置に進みそこからポストを順番どおりに取得していく。

 

5.参考資料

MIRS標準機システム提案書