マンマシンインターフェイスボード
last up date 5/25
1 マンマシンインターフェイスボードの機能概要
マンマシンインターフェイスボードは、7seg.−LEDが4つ、4ビットディップロータリースイッチが
Green,Red−LEDが各1つ、押しボタンスイッチが1つからなり、CPUと人との間に入り情報交換の
手助けをおこなう機能を持つ。
2 回路構成
図1に回路構成を示す。図1より@からFのブロックの機能について説明する。
@パルス点灯発生回路
7Seg.−LEDをパルス点灯させるための回路である。表示に関しては、本来普通に表示を制御するには
各LEDで4ビット合計16ビット必要である。しかし、ボードの制限もあるので、図1の回路構成にあるように
68230のAポートの8ビットのうちPA0〜PA5までの6ビットをつかって表示するようにした。そこで
ラッチ機能を持つデコーダを使用することにし、6ビットのうち4ビットをLEDのデータように使い、残り2ビット
を桁の選択用に使うようにした。
ここで問題になったのは、LEDの消費電力で、1つあたり約20mAなので4つすべて点灯すると約0.56Aも
流れることになる。そこで4つの位相の異なる方形波により、7Seg.−LEDをパルス点灯させることにより
消費電力を約1/4にした。1つの桁が点灯して再び点灯する間隔が短いため、見た目にはすべての桁が点灯している
ように見える。
A桁選択回路
この回路は、2進2ビットのデータ書き込む桁選択信号を各桁のデータラッチON/OFF回路へと振り分ける
機能を持つ。
BLED駆動回路
この回路は、MPUから送られてくるそれぞれのLEDのON/OFF信号を反転させて、それぞれのLEDへ
送る機能を持つ。
C4ビットディップロータリスイッチ信号処理回路
この回路は、4ビットディップロータリスイッチのスイッチングに対応した信号をMPUボードへ送る機能を持つ。
D勝敗判定信号処理回路
この回路は、勝敗判定装置からのON/OFF信号を電気的に絶縁し、レベルを判別してMPUボードに送る
機能を持つ。
EデータラッチON/OFF及びデータ処理回路
データラッチON/OFF回路は、桁選択回路からの桁選択信号とHandshake2からの信号を用いて
データを書き込むデコーダのラッチ機能をOFFし、データが書き込まれた後ラッチ機能をONさせる。
データ処理回路は、BCDコードで入力されたデータを7Seg.−LED用の信号7ビットに変換する。
またデータをラッチする機能を持つ。
Fチャタリング防止回路
この回路は、押しボタンスイッチからの信号のチャタリングを防止し、MPUボードに送る機能を持つ。
3 インターフェイス仕様
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