競技規定
目次
- 競技
- 競技場
- ロボット
- 禁止事項
- 罰則
- その他
1.競技 ・・・規定1のアニメーション(685.9kB)
- 1−1
- 競技場内で2台のロボットを対戦させ、それぞれのロボットの後尾に取り付けたスイッチ(勝敗判定装置)を相手よりも速く押したロボットを勝者とする。
- 1−2
- 対戦時間は5分間とし、時間内に勝負がつかない場合は、別に定めるペナルティ戦を行い勝者を決める。
- 1−3
- 別に定める方式により優勝者を決める。
- 1−4
- 競技の日程及び競技の進行については別に定める。
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2.競技場 ・・・規定2のアニメーション(415.5kB)
- 2−1
- 通常の照明を行なった室内に競技場を設置する。
- 2−2
- 競技場の大きさは2.5m×2.5mとし、周囲を高さ25cmのフェンスで囲い、内面をツヤ消し黒で塗装する。
- 2−3
- 競技場内にスタ−ト位置を設定する。
- 2−4
- フェンスの内側に幅45cmの進入禁止ゾ−ンを設定する。
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3.ロボット
- 3−1
- ロボット本体の寸法は、競技開始時において,スタ−ト・ゾ−ン(縦25cm、横25cm)内に納まるものとする(寸法の規定)。
- 3−2
- ロボットの前面、後面および側面はツヤ消し黒で塗装すること(塗装の規定)。
- 3−3
- ロボットの後面に勝敗判定装置を取り付けること。本装置の仕様および取り付け位置など、その詳細は別に定める。
- 3−4
- 電源として、指定する乾電池を搭載し、使用すること。対戦中は外部から一切供給できないものとする。
- 3−5
- 移動用アクチュエ−タとして指定する小型モ−タを搭載すること。
- 3−6
- 制御用コンピュ−タとして、指定するMPUボ−ド(制御用68Kボ−ド)を搭載すること。
- 3−7
- 対戦相手を追跡中であることを示す表示ランプ(緑LED)をロボットの上面に取り付けること。
- 3−8
- ワイヤ−型タッチセンサを使用する場合、その先端がロボットの中心から半径25cm以内で、ワイヤ−がロボットの先頭から±135゜の範囲にあり、後面をカバ−しないこと。
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4.禁止事項
- 4−1
- ロボットの一部またはその全体は、対戦中に競技場の外に出ることができない。
- 4−2
- 選手は、スタ−ト時にロボットの起動スイッチを押すことを除き、対戦中にロボットに触れることはできない。
- 4−3
- 相手ロボットに故意に接触して、その行動を妨害すること、または破壊することを禁止する。
- 4−4
- 競技場の状態を故意に損なうこと、または競技場を破壊することを禁止する。
- 4−5
- 競技開催中、審判の許可を得ないで、対戦前の整備または改造をすることができない。
- 4−6
- 進入禁止ゾ−ンにおいて,審判がロボットの行動を消極的な行動と見なしたとき,そのロボットは進入禁止ゾ−ンに留まることはできない。
- 4−7
- 競技を故意に妨害する行為は禁止する。
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5.罰則
- 5−1
- 禁止事項4−1、4−2、4−3,4−4及び4−5のいずれかに違反した場合、失格とする。
- 5−2
- 禁止事項4−6に違反した場合、各対戦について1回に限り、審判によって電源が切られ、スタ−ト位置に戻されたのち、電源投入されて対戦が再開される。
- 5−3
- 禁止事項4−6を2回以上違反した場合、失格とする。
- 5−4
- 禁止事項4−7に違反した者、もしくは違反をする可能性があると審判により判定された者は競技会場から退場させる。
- 5−5
- 競技規定3に適合しないロボットは、本競技に参加できない。
- 5−6
- 競技開催中に、競技規定3に適合しない状態になったものと審判によって判定された場合、失格とする。
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6.その他
- 6−1
- 本競技規定は、スタッフが開催するマネジャ−会議において、改訂することができる。
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