ロータリエンコーダ・タッチセンサ ボードです
     ロータリエンコーダ・タッチセンサボードについて説明しま〜す
ロータリエンコーダ・タッチセンサボードは、ロータリエンコーダ信号処理回路とタッチセンサ
信号処理回路を1つにまとめ、IndustryPackの形態にしたものです。ボードには、
2相式のロータリエンコーダを2つと、タッチセンサを3つまで取付可能となっていますが、
タッチセンサは並列接続をすることによって9個まで取付可能にできます。

       機能と性能についてなの 
    ・ロータリエンコーダ信号処理回路
ロータリエンコーダ信号処理回路は、ロータリエンコーダの2相の信号からロータリエンコーダの
回転数と回転方向を測定し、CPUの命令にしたがってデータの出力を行う。回路はロータリエン
コーダ接続回路とカウンタ回路、カウンタリセット回路から成る。ロータリエンコーダ接続回路はロ
ータリエンコーダの出力波形が論理回路の”H”、”L”レベルを満足するように振幅を設定する
ためのものである。この回路は、使用するロータリエンコーダに合わせて設計する必要があります。
カウンタ回路はロータリエンコーダの信号をカウントし、2相の信号の位相差から回転方向を判断します。
カウンタリセット回路は、カウンタのリセット信号を発生させる回路です。μPD4701Aの2つの
カウンタは独立にリセット機能を持つため、回路も2つのカウンタを別々にリセットできるようになっています。
 
   ・タッチセンサ信号処理回路
タッチセンサ信号処理回路は、タッチセンサの信号からスイッチ割り込みの割込み要求を行います。回路は、
タッチセンサのチャタリング防止回路と割込み信号発生回路、タッチセンサステータス出力回路、割込み
VECTOR発生回路からできてます。タッチセンサの信号処理にも、μPD4701Aを利用してます。
タッチセンサはSR−FFを用いてチャタリングを除去し、その信号をμPD4701Aに取り込みます。
そして、μPD4701Aの持つスイッチフラグ信号を利用して割込み信号発生回路で割込み信号を発生させます。
タッチセンサの状態は、μPD4701Aのカウント値とまとめて出力される為、別に、タッチセンサステータス
出力回路を設計する必要はない。図3に、μPD4701Aのデータ出力形式を示します。割込みVECTOR
発生回路は、割込みサイクル時にVIPC310−IP間のデータバス(Internal Data Bus)
に8ビットの割込みVECTORを載せる回路です。IPからデータバスには通常μPD4701Aの出力データが
載せられる為、バス上にμPD4701Aの出力データと割込みVECTORが同時に載るようなことの無いように、
3ステートのバッファを用いて割込みVECTORの出力を制御します。割込みVECTORの設定は、8ビット
ディップスイッチによって行います。
ロータリエンコーダ・タッチセンサボードの回路図なの
       ロータリエンコーダ・タッチセンサボードのインターフェイス
J3についてなの
J5についてなの
      〜製作してわたしたちが考えたこと〜
タッチセンサを並列に接続するのは結構大変なことです。わたしたちの班ではソフトで8個のタッチセンサの存在を生かす
ことができましたが、はっきりした目的がない場合おすすめできません。タッチセンサの並列接続についての詳細は、MIRS
9505の4-yearのshousaiのエレキのtacchi.samを参照してください。ていねいにつくれば成功します。
えれきの表紙にもどる?はい!