ガイダンス
MIRS開発における説明をする。
目的
- 機械系、電気・電子系、情報系を含むシステムについて、その概念設計から基本設計、詳細設計、製作、組立、試験および評価までの一連のシステム開発技術を修得する。
- 完成した個々のシステムのトータルな性能評価等を客観的に行うために競技を実施し、競技規定の制約のもとで独創性・創造性を発揮する。
- システム開発をチームで実施し、プロジェクトを成功させるためのチームワークの在り方を体験的に学習する。
- On the Job Training を通じて、自主的に学習する能力を養う。
- システムに対するあいまいな要求を分析し、これを明確にし、さらにこれを実現し得る能力を養う。
対象学年及び授業時間
下記のとおり1年半にわたり実施する。
第3学年
第4学年
前期 |
4時間 |
電子機械設計製作1 (2単位) |
後期 |
6時間 |
電子機械設計製作2 (3単位) |
課題(開発チームの任務)
競技規定を満足する小型知能ロボット(Micro Intelligent Robot System)の設計・製作を行い、本競技において優勝すること。
一般的事項
- システム開発は、原則として、授業時間内に行なうべきものである。ただし、計画が遅れたときは時間外にやらなければならないから、授業時間中には、開発作業に専念し、集中せよ。
- システム開発の拠点として使用できる場所は、HR教室、本学科情報処理演習室(1F)、基礎工学実験室(1F)である。作業の必要から別の場所に移動して作業する場合、担当教官に必ず届け出なければならない。自分勝手な行動をとることは許されない。
- MIRS計画実施のならいのひとつは、システム開発技術および要素技術の修得にあるから、技術の公開が基本である。すべてのチームが作成したドキュメント類は、該当チームの管理責任者の了解のもとで全員が閲覧できる。
- 成績に評価基準は以下のとおりである(配点は参考)。
- チーム点(20点) 提出すべき成果物を期限内に提出し、審査に合格したものに与える。
- 出席点(50点) 上記授業科目の各々の出席状況により与える。
- 平常点(10点) 平常の授業態度に対して与える。
- 成果物点(10点) 提出した成果物の内容に対して与える。
- 特別加点(10点) 独創性、創造性、指導性、努力、貢献度などに対して与える。
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