FreeBSD ハンドブック : FreeBSDカーネルのコンフィグレーション : コンフィグレーション ファイル
Previous: カスタムカーネルの構築とインストール
Next: 必須キーワード

5.3. コンフィグレーション ファイル

コンフィグレーション ファイルの一般的なフォーマット はとてもシンプルです. 各行は1つのキーワードと1つ以上の 引数を含んでいます. 見やすくするために, ほとんどのキーワードは 引数を1つしか書いてありません. #に続くものはすべてコメントとして扱われ, 無視されます. ここでは, それぞれのキーワードについて だいたい GENERICに出てくる順番で説明します. しかし, お互いに関係のあるキーワードは, 実際には GENERICファイル上に バラバラに現れていても, (ネットワーキングのように)1つにまとめ てあります. おびただしい数の オプションの一覧が GENERICと同じディレクトリの LINTコンフィグ レーションファイルにあります. もし, ある行の目的や必要性に疑 問を持ったら最初に LINTをチェックしてください.

カーネルは現在, オプションを扱う方法をよりよい機構に移行しよ うとしています. 従来は, 各々のオプションは単純にカーネルの Makefile中の CFLAGS行の -Dスイッチに変換されて いました. 自然とオプションは際限なく増えて行きます. だれも実際に はどのオプションがどのファイルで参照されているかは知りません.

新しい方法では、すべてのオプション依存の #ifdefは当該オプショ ンを opt_foo.h (これらのファイルはconfigによって compileディレ クトリに作られます) から読み込むように変わりました. config の有効なオプションのリストは2つのファイルにお かれます. アーキテクチャに依存しないオプションは /sys/conf/optionsに置かれ, アーキテクチャ依存のオプショ ンは/sys/arch/conf/optionsに置かれま す. archの部分は例えば i386となります.

5.3.1. 必須キーワード

5.3.2. 一般的なオプション

5.3.3. ファイルシステムオプション

5.3.4. 基本的なコントローラとデバイス

5.3.5. SCSI デバイスのサポート

5.3.6. コンソール, バスマウス, Xサーバのサポート

5.3.7. シリアル, パラレルポート

5.3.8. ネットワーク

5.3.9. サウンドカード

5.3.10. 疑似デバイス

5.3.11. ジョイスティック, スピーカー, その他


FreeBSD ハンドブック : FreeBSDカーネルのコンフィグレーション : コンフィグレーション ファイル
Previous: カスタムカーネルの構築とインストール
Next: 必須キーワード
FreeBSD Home Page
www@freebsd.org
Updated May 23, 1997