名称 | エンコーダ出力の確認 |
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番号 | MIRSMG4D-TECH-0003 |
版数 | 最終更新日 | 作成 | 承認 | 改訂記事 |
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A01 | 2017.04.19 | 牛丸真司 | 牛丸真司 | 初版 |
A02 | 2021.05.25 | 牛丸真司 | 牛丸真司 | 管理台帳フォーマットへの変更 |
MG4では、遊星歯車を用いたいギアヘッドと磁気式エンコーダが一体となった朱雀技研のモータ ギヤードモータ+エンコーダKS5N-IG36P-XXX-Eを使用するが、そのエンコーダ出力が正常で あるかをチェックしておく必要がある。
モータに直接外部電源を接続して適当な早さで回転させ、エンコーダ信号を計測する。 KS5N-IG36P-XXX-E から出ている信号線は色別に次の表のようになっているので、この情報を参考に ブレッドボード上などに回路を実装し、オシロスコープを用いてエンコーダの出力信号を確認する。
ケーブル色 | 意味 |
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黒 | Motor- |
赤 | Motor+ |
茶 | Vcc (Encoder) 3.5V~20V |
緑 | GND (Encoder) |
青 | B層出力 (Encoder) 820~1KΩ抵抗でVccにプルアップする |
紫 | A層出力 (Encoder) 820~1KΩ抵抗でVccにプルアップする |
信号計測は、 Arudino単体での動作試験の環境を作ってから、モータを回転させてエンコーダ出力端子の信号を計測してもよい。
この磁気式エンコーダの分解能は 13 PPR(1回転当たりのパルス)であり、それぞれ90度位相のずれた A層、B層からなる。 モータを等速で回転させた場合、下のオシロスコープ出力(正常)のように、一定周期の矩形波が途切れなく 続く。(写真は下がA層、上がB層)
オシロスコープ出力(正常)
下図のオシロスコープ出力(異常)のように一部パルスが抜ける場合がある。 (2016年10月の購入時は、4層(モータ2個)中、2層でこのようなパルス抜けがあった。)
オシロスコープ出力(異常)
その場合、次のような対策を行う。
エンコーダ内部