沼津高専 電子制御工学科
MIRSATLM 電源ボード基板部品詳細資料
MIRSATLM-ELEC-1506
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2001.3.13 長澤 初版

目次

  1. 低損失レギュレータLT1083
  2. 2極信号用リレーG5V2(G2VM)
  3. 単接点型リレーG6B
  4. その他の関連部品資料
  5. LT1083CP試験結果

・低損失レギュレータLT1083

従来使用していた低損失レギュレータST1009は既に生産中止になっており、新たにLT1083を使用する事にした。
LT1083の仕様は以下参照。

RSコンポーネントのHP参照。
LINER TECHNOLOGY LT1083CP

尚、このレギュレータには出力電圧が可変となっている為、VRで出力電圧を調整する事が可能である。その式を以下に示す。

Vout=Vref×(1+VR1/R4)
Vref=1.25 R2=2kΩ VR1=10kΩ

つまりVR1=6kΩの時、理論上では5Vの出力になる筈である。

・2極信号用リレーG5V2

駆動系電源の制御に使用する2接点型リレーの仕様は以下参照。(PDF形式)

RSコンポーネントのHP参照。
OMRON G5V2

従来はG2VMを使用していたが、この部品も生産中止になっていたため代用品としてこのリレーを使用する。G2VM→G5V2の変更についての仕様は以下参照。

G2VM 1998年3月末生産終了→G5V2

・単接点型リレーG6B

駆動系電源の制御に用いる単接点型リレーG6Bの仕様は以下参照。

RSコンポーネントのHP参照。
OMRON G6B

・その他の関連部品

低損失レギュレータに付ける放熱板は現在、1o厚・約100muの放熱板T220R41-25(水谷)を使用しているが、ATLMMIRSで長時間使用すると熱くなるので代わりの放熱板の仕様は以下参照。

RSコンポーネントのHP参照。

LT1083の他に使用可能な低損失レギュレータの仕様は以下参照。

SHARPのHP参照。

・LT1083CP試験結果

低損失レギュレータLT1083CPの動作試験結果を以下に示す。 MIRSのモータ以外の回路が必要とする電源はその時のMIRSの計算状況によって異なるため、電源ボードに抵抗を接続して試験した際の試験結果を以下のファイルの示す。
pdshiken.xls
関連文書