ドキュメント内目次

  1. はじめに
  2. 本ドキュメントは,UV-Cプロジェクトの開発完了報告について記述したものである。

  3. 発表会の振り返り
  4. 2.1 発表会結果

    一般投票:5/5位

    技術(教員)票:4/5位

    2.2発表会振り返り

    発表会では主にPM齋藤が資料作成とプレゼンを担当した。資料作成についてはTL森下も協力した。

    プレゼンはあえて台本を準備せず生で話すプレゼンテーションを実施したが、練習量が足りずよいプレゼンをすることが出来なかった。

    PVやデモ動画については、自分たちが持つスキルの範囲で良い映像を作成したが、CGを用いた映像には及ばなかった。

    もう少し、発表の練習が出来ていればもう少し順位が高くなったのではないかと思う。

  5. 3年生向け展示
  6. 3年生向け展示ではMIRS発表会の反省を活かし、3年生がわかりやすいようポスターを作成した。(作成したポスターのダウンロード)

    また、発表もメカ部分を齋藤、エレキ部分を望月、ソフト部分を森下というように各パート毎に説明し3年生が来年MIRSを行う上でパート開発を意識しやすい説明の仕方を行った。

    さらに、実機による動作デモも見せることで、自分たちが今年どのようなロボットを作成したのかを分かりやすくした。

  7. マネジメント分析
  8. 3.1 計画

    開発計画のガントチャートは基本設計内に掲載されている

    3.2 実績

    開発実績を次に示す

    11月
    11月
    12月
    12月
    1月
    1月

    個人の作業時間の割合を示したグラフを次に示す

    mech
    メカ作業時間
    elec
    エレキ作業時間
    soft
    ソフト作業時間

    3.3 分析

     全員の作業時間の割合を見ると、詳細設計により多くの時間を割いている傾向があることがわかる。しかし、数名は詳細設計よりも製造の割合の方が多いがこれは、メカのフレーム製作を行った人員であり、工場に行ったりLABで作業をした時間が多くなった為、このような割合になっている。  また、合計作業時間を見てみると、特に齋藤、望月、森下が200時間以上作業している。それ以外の班員は150時間ほどである為、ここからその3人を中心としてプロジェクトが進行したことがわかる。これについては、作業を分担すれば解決できると思われるが、1人が担当したほうが効率的な作業も多い為、致し方無い問題であると考える。

  9. 全体総括
  10. コロナの影響により開発初期の対面での作業が全くできなく、遠隔でのミーティングが主となっていたため全員が参加する話し合いはあまりできなかった。全員が話を上げられるような機会を設けることができず発言力のある人が話し続けるような形になってしまったことが反省点として挙げられる。

    機体設計に開発スケジュールが喰い潰されソフトウェア開発時間がかなり削られてしまったことが一番の反省点だと考える。

    標準機を一切使わないことが早いうちから判明していたものの設計できる人間が一人しかおらずその人に多くの負荷がかかり過ぎてしまったことが原因だと思われる。

    複数人での設計はできれば理想的ではあるが、コロナによる後期授業時間数の急激な増加などにより作業時間が豊富に取れなかったためできなくても仕方がなかったと考える。

    設計が通ってからは他班にはないありえない速度で機体が組み上がり、また設計の遅延中にエレキ・ソフト共にできることをやりきっていたため遅れの挽回ができたことは良かった。

    また、開発作業についてもできる人が作業して、指示がない限り他の人は何も動けないという状況になってしまっていたのは良くなかった。

    プレイヤースキルでゴリ押せたため今回なんとか完成したが、開発チームでの作成とは言い切れない面もあるため、仕事ができる人はもう少し仕事を割り振るべきであったし仕事がわからない人はそれを分かるように努力するべきだったと思う。

  11. 個人感想
  12. 6.1 秋山和広(ソフト)

    今回のMIRSでは、私はソフトを担当した。Pythonは今まで使ったことがなく、慣れていなかったので難しかった。また、グループで行う作業は初めてで、他人の読めるプログラムを書くことの難しさを感じた。

    班員の動きを見て優秀な技術者とはこのようなものなのかと思ったと同時に、自分の力不足を思い知らされた。今回の経験をこれから先に生かせるようにしたい。

    6.2 川村唯人(ソフト)

    今回のmirsでソフト班だったが、Pythonを使えずあまり役に立てなかったので、もっと勉強して力になれたらよかった。他の班員に頼ることが多く反省点が多かった。

    6.3 齋藤達志(メカ・プロジェクトマネージャー)

     PMという立場でありながら、スケジュール管理はDMの望月がに丸投げだった。その分、PMとして班員をなるべく作業させて、暇な人員を作らないことや、発表資料の作成など、自分が得意としていることを行った。

     また、作業については主にメカを担当(一応、補佐?)し、Fusion360を使った3DCADでの設計から、機体製作の指示だし、機体の保守・改善を行った。特に、CADの設計では、何度も設計をやり直し、簡単なモデリングであれば数分で行えるまでにFusion360をマスターした。詳細設計では、望月にせかされて1か月遅れで設計が終わったが、決してサボっていたわけではなく、単純に作業量が多かった為である。

     3年生まではMIRSと聞くと大変なイメージがあり、正直やりたくなかった。実際、大変ではあったが、その分、やりがいも実感でき、設計開発のプロセスを学生のうちに体験できたことはとても有意義であると感じている。

    6.4 佐藤優南(メカ)

    基本的に力仕事沢山やりました。そもそも、機械使ってやる作業苦手だったので、案外やろうと思えばできるもんなんだなと思いました。でもほんとに手先が不器用なので大変でした。

    来年度のメカ班になる方も注意して作業に取り組んで欲しいです。

    6.5 袴田陸斗(メカ)

    MIRS2001ではメカを担当しました。はじめは全然わからないことだらけでしたが、いろいろ分かるようになって良かったです。また、部品を大量に加工しとても良い経験になりました。

    MIRSを通して、開発の過程を身をもって勉強することができてとても楽しかったです。

    6.6 中村一希(エレキ)

    エレキを担当しましたが、チーム全体にはあまり貢献できなかったように思えます。 グループワークを通して、社会に出てからの開発のプロセスが少しは体感できたと思います。 自分の担当した部分が機能していて良かったです。

    6.7 望月拓海(エレキ)

    スケジュール管理をPMに代わって行い、PMの齋藤を急かしまくってなんとか完成までこぎつけた。エレキ面でも殆ど一人で開発を行い自分がやりたいように色々できて楽しかった。ソフトの手伝いはほとんどしていないが、工場に行ってタップ切ったりコンタマシンで材料切ったりと誰でもできる範囲のメカの作業は行えてこれも楽しかった。(設計はしたくないと思ったが)

    材料から部品を作って機体が完成を殆ど1日でやりきったのは本当に頭が悪いと思う(これが一夜城というやつか)

    このwebページのデザインも一人で行った。トップページの「MIRS2001-WORK-XXXX 作業記録」などの小見出しがaタグで書かれていたりして気持ち悪かったのでそのへんもすべて調整した。とても面倒くさかった。まだ色々凝れるところはいっぱいあるしデザインも気に食わないところが多いが妥協として許されたいと思っている。

    わりと辛い辛い言い続けてきて本当に大変だったけど、自分がやりたいことを殆どできてとても楽しいMIRSでした

    6.8 森下瑞基(ソフト・チームリーダー)

    今回のMIRS開発プロジェクトでは,初めて本格的にグループで分かれてものを作成するということをした.このプロジェクトを進める過程で自分のマネジメント能力,開発を進める際に見通しを立てる能力が足りないことを痛感した.何人かで進めるプロジェクトは他のメンバーとの協力が必要不可欠になる.しかし,なかなか他のメンバーとの連携がうまくいかなかったり,開発が思うように進まなくなるとやる気を失って予定と外れた部分を開発し始めたりと思うように進まないことが多々あった.

    最終的には完成したし満足のいくものができたとは思っているが,チームで進めるプロジェクトの一環という観点では大成功とは言えない結果になってしまった.今回の経験は必ず次に生かせると思うのでこれを糧に頑張りたい.

    1. メカ
    2. エレキ
    3. ソフト