1.はじめに
本ドキュメントは、MIRS1704のメカニクス開発報告書である。2.製作物一覧
まず、完成した本体をFig.1として下に示す。
Fig.1 全体図
table1 製作部品
| 部品名 | 個数 | 担当 | リンク |
|---|---|---|---|
| 白線機構内部 | 1 | 全員 | 白線機構内部詳細設計書 |
| 白線機構箱 | 1 | 全員 | 白線機構箱詳細設計書 |
| リモコン | 1 | 小池 | リモコン詳細設計書 |
| ディスプレイ | 1 | 小池 | ディスプレイ詳細設計書 |
| マーカーコーン設置機構 | 1 | 山崎 | マーカーコーン設置機構詳細設計書 |
| 上板ユニット | 1 | 山崎 | 上板ユニット板詳細設計書 |
| 下板ユニット | 1 | 山崎 | 下板ユニット詳細設計書 |
| 駆動ユニット | 1 | 山崎 | 駆動ユニット詳細設計書 |
| 回転ユニット | 1 | 山崎 | 回転ユニット詳細設計書 |
| 中心固定ユニット | 1 | 山崎 | 中心固定ユニット詳細設計書 |
| マーカーコーン | 5 | 山崎 | マーカーコーン詳細設計書 |
2.1.白線機構内部
写真をFig. 2に示す
Fig.2 白線機構中
2.2.白線機構箱
写真をFig. 3に示す
Fig.3 白線機構箱
2.3.リモコン
写真をFig. 4に示す
Fig.4 リモコン
2.4.ディスプレイ
写真をFig. 5に示す
Fig.5 ディスプレイ
2.5.上板ユニット
写真をFig. 6に示す
Fig.6 上板ユニット
2.6.下板ユニット
写真をFig. 7に示す
Fig.7 下板ユニット
2.7.駆動ユニット
写真をFig. 8に示す
Fig.8 駆動ユニット
2.8.回転ユニット
写真をFig. 9に示す
Fig.9 回転ユニット
2.9.中心固定ユニット
写真をFig. 10に示す
Fig.10 中心固定ユニット
2.10.マーカーコーン
写真をFig. 11に示す
Fig.11 マーカーコーン
3.評価
3.1.白線機構
防塵性は確保できた。停止中、走行中に石灰が漏れることなく、また石灰の排出も問題なく行えた。そのため、精度はおおむね悪くはなかったのでと思われる。しかし木材のため、少し歪みが出てしまい、石灰を入れた直後の動き出しにもれてしまうことがあった。3.2.ディスプレイ
想像通りに作れたが3Dプリンターの精度が少し悪く、細かい穴などの精度が悪くなってしまい、手作業で拡張した。3.3.リモコン
想像通りに設計できたが、リモコンとスイッチの距離が短く押せる距離が短くなった。3.4.マーカーコーン設置機構
上、下板はレーザー加工のため精度に問題はなかった。 ３Dプリンターで作成したものは制度が少し悪く、鑢がけをして調整する必要があった。アルミ、アクリル棒の切り出しは鉄のこで行ったために2〜3mm短くなってしまった。しかし、しっかりと回転してマーカーコーンが一枚ずつ落ちたため問題はなかった。 部品はすべて寸法の許容範囲内であった。4.1.開発工数
以下のFig12、13、14の円グラフにメカニクスの開発におけるメンバーの工数を示す。
Fig.12 板屋開発工数
Fig.13 小池開発工数
Fig.14 山崎開発工数
Fig.14 全体開発工数
4.2.工数分析
全体的に設計に時間の大部分を使用していることが読み取れる。これはmirs1804班のメカが標準機の形をほぼ残していないため、ほぼ零からの作成になったことが大きな要因だと考えられる。全体的には上手く担当を分けて作業することができたと思う。4.3.全体を通して
マーカー 年明け前に作成できたため、時間通りであった。白線 製作が遅れた。不具合が見つかるたびに改良していったため、設計をもう少し詳細に作るべきであった。 設計よりも製作に時間がかかった。
ディスプレイとリモコンは印刷に時間がかかり精度もあまりよくなかったが、手作業での調整などの結果しっかりとできたためよかった
最終的には当初の目的どおりに動いてくれたのでよかった。