名称 MIRS1803 メカニクス基本設計書
番号 MIRS1803-MECH-0001

版数 最終更新日 作成者 承認者 改訂記事
A01 2018.10.26 今泉肇 深谷祥平 初版
A02 2018.10.29 今泉肇 深谷祥平 第二版
A03 2018.10.29 今泉肇 深谷祥平 第三版

ドキュメント内目次


1. はじめに

本ドキュメントは、MIRS1803のメカニクスについての基本設計書である。

2. 全体構造図

今回制作するロボットの全体構成図をFig.1として以下に示す。
また、完成機体の質量は9.55[kg]となる。
画像1
Fig.1 全体構成図



今回制作するロボットの重心をFig.2として以下に示す。


画像2
Fig.2 完成機体の重心



3. 本体各部名称


完成機体の各部名称をFig.3,Fig.4に示す。
画像3
Fig.3 完成機体の各部名称①

画像4
Fig.4 完成機体の各部名称②

ペール缶②の下の部分は標準機を使用する。

また、発射機の各部名称をFig.5に示す。

画像5
Fig.5 発射機の各部名称



4. 主要サイズ

完成機体の主要サイズをFig.6、Fig.7に示す。

画像6
Fig.6 完成機体の全幅

画像7
Fig.7 完成機体の全高




5. 制作部品の概要

各制作部品の使用用途、加工法をTable1として以下に示す。
なお、標準機に搭載されている部品は標準機開発の時と同じものを使用するため以下のTable1には記載しない。

Table1 製作部品の用途と加工法
パーツ名個数使用用途加工方法
ペール缶①1人感センサ、赤外線カメラ固定の為
高さの確保の為
ハンドドリルを用いて穴を開けアルミアングル材で固定する
必要に応じて配線用の穴を開ける
ペール缶②1高さ確保の為
カラーボール発射機構の保護の為
ペール缶①と同様、ハンドドリルを用いて穴を開けアルミアングル材で固定する
必要に応じて配線用の穴を開ける
カラーボールが発射される穴を開ける
人感センサマウント4人感センサをペール缶①の上部に固定する為3Dプリンタで製作する
赤外線カメラマウント1赤外線カメラをペール缶①の上部に固定する為3Dプリンタで製作する
超音波センサマウント6超音波センサをペール缶①の上部に固定する為3Dプリンタで製作する
カム1バネを縮めた状態で抑える為3Dプリンタで製作する
両面からアルミ板で補強する
押し棒1ボールを射出する為樹脂(POM)のφ15丸棒を140mmに切断
円板(大)1アルミ平板(3mm)をφ50に切り出す
円板(小)1アルミ平板(3mm)をφ65に切り出す
支柱4射出部マウント同士を固定する為アルミ丸棒(φ7)を32mmに切断する
射出部マウント2射出部を発射台に固定する為アルミ平板(3mm)を指定の寸法に加工する
2発射台に角度をつける為アングル材を指定寸法に加工する
射出部(筒)1ボールを真っすぐ飛ばす為3Dプリンタで製作する
発射台1射出部、モータを固定する為アルミ平板(3mm)を指定の寸法に加工する
モータマウント2モータを発射台に固定する為3Dプリンタで製作する
アングル2射出部マウントを発射台に固定する為アングル材を指定寸法に加工する


6. 発射機について

発射機は外から見えづらくするため、標準機天板の上(ペール缶②の中)に設置する。
カラーボールの飛距離は使用する状況に応じて変えられるように、ばねの数は1個から5個まで変えられる仕様になっている。
想定されるばねの数と飛距離、最高到達点をTable2にまとめて示す。

Table2 ばねの個数による飛距離と最高到達点の関係
ばねの数[個]飛距離[m]最高到達点[m]
1
2.001
0.778
2
3.725
1.204
3
5.435
1.629
4
7.142
2.054
5
8.847
2.480
   ※カラーボールは質量140[g]で高さ353[mm]の地点からばね係数 3.48[N/mm]のばねを用いて上向き45度ので射出するものとする。

7. 各パートへのリンク

各パートのドキュメントへのリンクを以下に示す。




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