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名称 MIRS1602 標準機能試験報告書
番号 MIRS1602-REPT-0004

最終更新日:2016.7.11

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2016.7.15 清水 大林先生 初版

ドキュメント内目次

1.本ドキュメントについて
2.試験内容・詳細
3.試験結果


1.本ドキュメントについて

本ドキュメントは、MG3S標準プログラムを用いた単体テスト に沿って行ったMIRS1602の標準機能試験の結果を記したドキュメントである。

2.試験内容・詳細

試験対象を以下に示す。

Table1.試験内容・詳細
試験関数 試験内容 担当者 試験終了日
test_pwm() PWM値を変化させ、モータが回転し始めるPWM値と回転と回転を停止するPWM値を左右のモータで確認する。
(タイヤは床に接地しない状態で行う)
鍋島、鈴木 2016/7/20
test_motor() 左右のモータに-127~127のPWM値を与えた。
正のPWM値を与えたときに順方向に、負のPWM値を与えたときに逆方向に回転することを確認する。
(タイヤは床に接地しない状態で行う)
鍋島、鈴木 2016/7/20
test_encoder() タイヤを手で回転させ、ロータリエンコーダの値がタイヤが正転のときは正の値が、
タイヤが逆転のときは負の値が表示されることを確認する。
臼井、清水 2016/7/20
test_pwm_vel() PWM値を変化させ、モータの回転速度と回転方向が左右ともに変化することを確認する。
(左右のモータとも正の値で順方向、負の値で逆方向に回転)
鍋島、鈴木 2016/7/20
test_distance() タイヤを回転させ、タイヤの周回距離と表示距離が一致しているかを確認する。
MIRSにモータ・ロータリエンコーダを取り付けた状態で、左右のタイヤを順方向に回転させた時、
左右ロータリエンコーダから取得した値の差が±3[cm]の場合を合格とする。
同様にして、左右のタイヤを逆方向に回転させた時についても確認を行う。
(走行距離については考えないものとする。距離の問題についてはプレ協議会までに修正し、ここでは修正は行わない)
加藤、臼井、清水、 2016/7/21
test_run_ctrl() 距離を指定して直進制御、回転制御が正しく行われるかを確認する。
今回、直進制御においては100[cm]を走行させ、回転制御は90[°]回転を行う。
加藤、臼井 2016/7/21
test_uss() 超音波センサを用いた距離測定が正常に行えるか確認する。
50[cm]、100[cm]、150[cm]の距離測定を行った。
左右の超音波センサの値と実際の距離の差が20~100[cm]で±2[cm]以内、
100~200[cm]で±3[cm]以内ならば合格する。
清水、伊東 2016/7/20
test_direction() 正体補正が正常に行われているか確認する。 伊東、加藤 2016/7/20
test_dir_num() 正体補正後、数値認識を正常に行えるか確認する。
今回は2と4の数字ボードを使用する。板に書いてある数字認識した数字と一致したとき合格とする。
また、カメラとボードの距離は50[cm]および100[cm]とする。
伊東、加藤 2016/7/20
test_io() タッチセンサが正常に作動するか確認する。
タッチセンサを押したとき、対応するポートに"1"が出力されれば合格とする。
清水、鈴木、伊東 2016/7/21

3.試験結果

3.1 test_pwm()


3.2 test_motor()



3.3 test_encoder()



3.4 test_pwm_vel()



3.5 test_distance()


Table3.test_distance 結果
前進[cm] 後進[cm]
左タイヤ回転距離 91.267 -88.353
右タイヤ回転距離 89.455 -90.414

3.6 test_run_ctrl()



3.7 test_uss()


Table4.超音波センサ・結果
測定距離(cm) 測定結果(cm)
親機 50 50
100 98(-2[cm])
150 148(-2[cm])
子機 50 50
100 100
150 149(-1[cm])

3.8 test_direction()



3.9 test_dir_num()



3.10 test_io()



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