MIRS1602 管理台帳へ戻る
名称 MIRS1602 超音波センサボード詳細設計書
番号 MIRS1602-ELEC-0005

最終更新日:2016.12.16

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2016.12.16 鍋島 大夢 初版


目次

  1. はじめに
  2. 機能概要
  3. 仕様詳細
  4. 作成方法
  5. テスト方法

  1. はじめに

    本ドキュメントは、MIRS1602班の超音波センサボード詳細設計書である。

  2. 機能概要

    超音波センサに搭載されているPICは、超音波による距離の測定からCPUへの距離データ送信までを行っている。 2pinはシリアル通信受信部、3pinはシリアル通信送信部、4pinはコンパレータ入力、12pinが反射波検出部、13pinが超音波発生部、となっていて、超音波センサから出力される距離のデータがpicに入りそのデータがシリアル通信で使えるように変換している。
    PIC16F630は内部に発振回路を内蔵しており、この装置か ら動作用クロックを得ることもできる。
    ①超音波の出力の識別コード受信する。
    ②受信した識別コードと自分が持っている固有の識別コードとを判別する。(同じだった場合、計測開始)
    ③送信パルスを発生させる。
    ④距離計測(超音波を送信してから受信するまでの 時間を計り、距離を計算)
    ⑤計測距離をシリアル通信を用いて、 CPUボードへ距離データを送信

  3. 仕様詳細

    1. 回路図

      この基板の回路図を以下に示す。

    2. 作成方法

      1. 基板加工機用ファイル

      2. パターン図および実装図

        パターン図と実装図を以下に示す。
        PIN1はオシロスコープ用GNDピンである。

      3. 使用部品

        作成に必要な部品を以下に示す。
        記号 部品名 商品名 数量 備考
        U1 PIC PIC16F630 1 シリアル通信で使えるようにするため
        P3、P1、P2 コネクタ MOLEX 4pin 3 超音波、親機、子機との接続のため
        C1 積層セラミックコンデンサ 104 1

      4. 参考文献

        超音波センサボード取り扱い説明書

        超音波プログラム

        購入した超音波センサ

        超音波センサデータシート

        MIRS1602 ドキュメント管理台帳へ

        沼津工業高等専門学校 電子制御工学科