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名称 MIRS2015プレ競技会 練習用フィールド
番号 MIRS15SF-RULE-0002

最終更新日:2015.7.10

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事 備考
A01 2015.7.10 鈴木莉子 初版
A02 2015.7.10 鈴木莉子 青木悠祐 第2版 LEDボードの電源とマットの設置方法について変更した。



目次



1.はじめに

本ドキュメントは、MIRS2015プレ競技会の練習用フィールドについてまとめたものである。


2.設置期間/場所

設置期間は7/17(金)からプレ競技会当日の8/8(土)までを予定している。
設置場所はクリエイティブ・ラボのプロジェクトチーム用のプロジェクトブースとする。


3.練習用フィールド

練習用フィールドの全体図をFig.1に示す。


     Fig.1 練習用フィールドの全体図

一マス500mm×500mmとする。練習用フィールドの全体の広さは4000mm×3000mmで、道幅は1000mmである。
右左折どちらも練習ができるようにこのような形状にした。
以下に示すように使えばプレ競技会用のフィールドと同じ走行距離で練習ができる。

  • 左折の練習をする場合
  • ※MIRSは@からスタート

              Fig.2 左折用

  • 右折の練習をする場合
  • ※MIRSはAからスタート

              Fig.3 右折用



4.ゴール

練習用フィールドのゴールについて示す。
ゴールには数字ボードとタッチセンサボード、LED板を設置する。

1.数字ボード

Fig.4に示すように、フィールドの壁に使用するアクリル板を2枚並べ、中央に数字が書かれた紙を貼る。
紙の左上が、上から30mm,左から395mmの位置になるように貼る。


             Fig.4 数字ボード

プレ競技会ではFig.5 (a)-(d)に示すような3,5,6,7のどれかを数字を認識する。

   
        (a) 3                 (b) 5                (c) 6                (d) 7
                           Fig.5 数字ボードに使用する数字

数字が書かれた紙の寸法をFig.6に示す。

               Fig.6 数字の寸法

2.タッチセンサボード

Fig.7に示すタッチセンサボードを使用する。


          Fig.7 タッチセンサボード

タッチセンサボードの回路図は以下のリンク先に示す。
MIRS13CP 宝・台座詳細設計書
タッチセンサボードは1枚の数字ボードにつき2つ使用する。

Fig.8に示すように、それぞれのタッチセンサがアクリル板の左、または右の端から300mm,上から175mmの位置になるように設置する。


       Fig.8 数字ボードとタッチセンサボード

2つのタッチセンサボードを並列に接続するため、並列接続用の基板を用意する。

3.LED板

Fig.9のような1枚の板につきパワーLEDを5〜6つつけた物をLED板とする。
5〜6V程度の電圧をかければLEDが点灯する。
赤色と青色のものを用意する。


              Fig.9 LED板

2つのタッチセンサボードを並列に接続し、どちらか1つが押されればLEDが点灯するようにする。

4.配線

タッチセンサボードとLED板はFig.10のように配線する。
タッチセンサボードとLED板には同じ安定化電源から電源を供給する。
安定化電源の電圧は6Vとする。


                    Fig.10 配線図



5.組み立て

練習用フィールドの組み立てについて示す。

5.1.使用するもの

練習用フィールドに使用するものをTable1に示す。

   Table1 練習用フィールドに使用するもの
材料 個数 用途
マット(500mm×500mm) 36枚
アクリル板 30枚
フラット金具 22枚
L字金具 6枚
ねじ 多数
ナット 多数
L字(大) 必要箇所分 壁の補強
ブロック 必要箇所分
ブックエンド 必要箇所分
タッチセンサボード 4つ ゴール判定
LED板 2つ
安定化電源 2つ
数字ボード 4枚 数字認識

5.2.組立手順

組立手順を以下に示す。

1. 壁

アクリル板には端に穴がいくつかあけられている。
アクリル板の穴や金具には合う、合わないがあるので、板同士の隙間が無くなるように組み合わせ、固定すること。
また金具が競技(MIRS)に支障をきたさないよう、フィールドの外側につける。

  • フラット部分の壁

  • 2枚のアクリル板を横に並べ、フラット金具を二つ使い上と下でねじとナットを用いて固定する。
    その際、金具はフィールドの外側になるようにし、ねじの頭がフィールドの内側になるように固定すること。
    写真をFig.11に示す(フィールドの内側から撮影)。


         Fig.11 フラット部分の壁の金具

  • コーナー部分の壁

  • 2枚のアクリル板を垂直に置き、L字金具を二つ使い上と下でねじとナットを用いて固定する。
    その際、金具はコーナーの内側になるようにし、ねじの頭がフィールドの内側になるように固定すること。
    ※ゴール部分のコーナーでは金具がフィールドの内側についてしまうが、数字ボードが内側にあるためMIRSと接触することはない。
    写真をFig.12に示す。


        Fig.12 コーナー部分の壁の金具

    2. 床

    マットの目は、Fig.13のオレンジの部分は横に、緑の部分は縦に設置する。
    ※進行方向とマスの目が平行な向きになるように設置すること。


               Fig.13 マス目

    3. 壁の補強

    MIRSがぶつかり、倒れてしまいそうな壁はL字(大)とブロックを使って補強する。
    またフィールド内の仕切りはブックエンドを使って補強する。

    4. ゴール判定用装置

    数字ボードの裏の壁にタッチセンサボードを設置する。
    その上にLED板を設置する。

    5. 数字認識用装置

    4. ゴールの1.数字ボードで示したものを使用する。


    6.注意事項

    フィールドはスマートに。
    練習用フィールドで不都合があった際はその都度対応する。



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