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名称 MIRS1503 エレクトロニクス詳細設計書
番号 MIRS1503-ELEC-0001
版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2015.12.11 飯塚直紀、遠藤幸一郎 大林先生 初版

ドキュメント内目次

1.本ドキュメントについて
2.構成概要
3.構成図
3.1.MCB変更について
3.2.FPGA回路変更について
3.3.ケーブル変更について

1.本ドキュメントについて

本ドキュメントは、MIRS1503におけるエレクトロニクスの各種詳細設計をまとめたものである。

2.構成概要

table1に、新規設計する基板・プログラムの概要と関連ドキュメント(詳細設計書)へのリンクをまとめる。
table1:エレキシステム構成
ボード概要ドキュメント担当者
FPGAボード CPUボードから入力される信号を各ボードを制御する信号に変換し出力する
各ボード、センサからの入力信号を変換しCPUボードへ出力する
遠藤幸
モータ制御ボード(以下MCB) FPGAから入力されたPWMからモータを制御する 遠藤幸
信号処理ボード 赤外線受信センサから出力されたアナログ信号をコンパレータを用いてデジタル信号に変換する
タッチセンサの出力信号をドータボードに出力する
信号処理ボード詳細設計書 飯塚
ケーブル 既存のケーブルだと長さが足りないため延長する 遠藤幸

3.構成図

Fig.1に構成図を示す。新規作成、もしくは変更箇所があるボードは太枠で示す。

構成図


Fig.1:構成図


 

3.1.MCB変更について

新規に購入するモータに合わせ、定格電流がより高いダイオードが必要なためダイオード[1N4002_1A]を、ショットキーバリアダイオード[SB240LES]に変更する。
Fig.2に赤丸で示す箇所が変更箇所である。

Fig.2:変更箇所


 

3.2.FPGA回路変更について

赤外線受信機のポートが増えることにともなって、ポートが不足したためポートを追加する。
変更前のPIN番号は MIRSMG3G ドーターボード詳細設計書を参照。 table2に変更箇所を示す。
table2:FPGA変更ピン
PIN番号 A B
接続ピン 役割 接続ピン 役割
6 G4 ON/OFF_0(赤外線用) G3 ON/OFF_3(赤外線用)
8 L8 ON/OFF_1(赤外線用) K8 ON/OFF_4(タッチセンサ用)
10 H2 ON/OFF_2(赤外線用) H1 ON/OFF_5(タッチセンサ用)
30 R2 入出力(タッチセンサ用) R1 入出力(タッチセンサ用)

3.3.ケーブル変更について

MIRSMG3G モータ制御ケーブル手順書を参考にケーブルを延長する。
延長する箇所をtable.3に示す。
table3:ケーブル延長箇所
接続箇所本数
赤外線センサから信号処理ボード 4
タッチセンサから信号処理ボード 3
ドータボードからMCB 2
MCBからモータ 2
電源からCPU 1

沼津工業高等専門学校 電子制御工学科