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名称 MIRS1204 USBケーブル導入書
番号 MIRS1204-ELEC-0002

最終更新日:2012.11.19

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2012.11.19 田代智貴、伊藤丈矩 初版

目次

  1. はじめに
  2. USBケーブル導入について
  3. 導入手順

1.はじめに

本ドキュメントは、USBケーブル、端子の購入と、モーターコントロールボード周辺への導入について考察した文書である。


2.USBケーブル導入について

2.1 導入理由

MIRS1204 システム提案書に示したとおりプレ競技会にて我々はケーブルが原因である様々なエラーに遭遇した。
その数々のエラーのほとんどの原因はケーブルである。ケーブルが端子と完全に接触しないことにより通信エラーが起こるのである。
よって、エレキ班は一般的に広く知られていて、信頼性の高いと考えられるUSBケーブルを導入することにする。

2.2 必要部品

今回は左右それぞれのモーターコントロールボード周辺のみの改良とする。
したがって、必要な部品は以下の通りである。
部品名 個数 備考
USBコネクタ(Aタイプ、オス) 1×2 ロータリーエンコーダ-MCB接続用(ロータリーエンコーダ側)
USBコネクタ(Aタイプ、メス) 1×2 MCB-DB接続用(MCB側)
USBコネクタ(Aタイプ、メス、上向き) 1×2 ロータリーエンコーダ-MCB接続用(MCB側)
USBコネクタ(Bタイプ、メス) 1×2 MCB-DB接続用(DB側)
USBケーブル(Aタイプ、オス&Bタイプ、オス) 1×2 MCB-DB接続用

3.導入手順

3.1 MCB
現状MCBのコネクタピンの部分をUSBコネクタ(Aタイプ・メス)に交換する。この際、垂直上向きタイプはロータリエンコーダ用であることに注意する。

3.2 DB

DB下段のMCB通信コネクタピンをUSBコネクタ(Bタイプ・メス)に交換するが、ピン配置が異なるため、DB下段のみ新規製作が必要である。

3.3 ロータリエンコーダ

現状では、ロータリエンコーダのコネクタはMOLEXの基板対ケーブル用小型4ピンを用いているが、これをUSBコネクタ(Aタイプ・オス)に交換する。




沼津工業高等専門学校 電子制御工学科