名称 MIRSMG3D 電源ボード試験仕様書
番号 MIRS1105-ASBY-0001

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2011.6.10 木村 匠 Null 初版
A02 2011.6.10 木村 匠 Null 使用する電源ソースの修正

目次




1. 目的


本ドキュメントは、MIRSMG3D電源ボードの試験手順を記載したものである。


2. 部品配置チェック

2.1 必要器具
MIRSMG3D電源ボード、はんだごて、はんだ、はんだ吸い取り線

2.2 手順
1. fig1実装図と基板を見比べ、間違っていたら修正する。


fig.1 実装図




2. fig2回路図と基板上の配線を見比べ、間違っていたら修正する。


fig.2 回路図





3. 導通チェック

3.1 必要器具等
MIRSMG3D電源ボード、テスター、はんだごて、はんだ、はんだ吸い取り線

3.2 手順
1.  fig2 回路図を見て、各部品が繋がるべき線が繋がっているかをテスターで調べる。調べる際はテスターをはんだにあてず、部品の足にあてるようにする。

2. VccとGNDがショートしていないかをテスターで調べる。短絡していた場合、原因箇所を目視及びテスターにより調べる。ショートしていないことが確認できるまで、決して電源装置へ繋いではならない。




4. 動作試験

4.1 必要器具等
MIRSMG3D電源ボード、定格7.8Vバッテリーおよび、7.8Vに調整済み定電圧源(基本的にテストは定電圧源を使用する。)

4.2 CPU電源試験
  1. CPUSW(赤のトグルスイッチ)がOFFになっているか確認する。(必ず確認すること)
  2. 実装図のCH1に定格7.8Vバッテリー又は定電圧源を接続する。
  3. CPUスイッチをONにし、実装図のCH2に出力される電圧をテスタで計測し、端子間電圧が5.1Vであることを確かめる。このとき、テスタの測定用端子の先端部でCH2をショートしてしまわないように注意すること。


4.3 MPC電源試験
  1. MPCSW(緑のトグルスイッチ)がOFFになっているか確かめる。
  2. 実装図のCH3に定格7.8Vバッテリー又は定電圧源を接続する。
  3. MPCスイッチをONにし、実装図のCH4に出力される電圧をテスタで計測し、端子間電圧が6.1Vであることを確かめる。このとき、テスタの測定用端子の先端部でCH4をショートしてしまわないように気を付ける。



5. 注意

  1. 電源ボード動作中は放熱版の温度が高くなるので、触らないように注意すること。