名称 MIRS1003 システム提案備忘録
番号 MIRS1003-DSGN-0006

最終更新日:2010.12.10

版数 更新日 作成 承認 改訂記事
A03 2010.12.10 斎藤秀人 斎藤秀人 初版

目次
  1. センサの値取得を一時停止する、という提案
  2. DBの数字認識後の優先度について
  3. comming soon...


  1. センサの値取得を一時停止する、という提案
     センサの値が不必要な時はセンサの値を取得するスレッドを一時停止できるようにすると効率が良くなると思う。
    具体的な手法について記述すると、
    • irs_val,ts_val,uss_valのような名前で0か1を入力しておくグローバルな変数を作る
    • 「値を取得するスレッド」の中でif文を使い「irs_val==1」の時だけ値を取得するようにする
     そうすればirs_valが0のときは値を読み込む処理が実行されずに済む。ただでさえ処理の遅いMIRSに不必要な処理をさせるより、この一時停止を使用したほうが効率よく競技ができるし、センサの値取得処理のON/OFF切り替えも特に問題なく行えると思う。



  2. DBの数字認識後の優先度について
    まず得点表を以下に示す。ただし、これはあいまいな記憶から掘り出した数値なので信用に値するものではない(正規の得点表はどこにも見つからない)。

    障害 得点
    ゴール 20p
    タイムボーナス 5p/10sec
    鍵と扉、ロータリー、小部屋、のれん 10p
    シーソー、ステップ 5p

     自分の案としては、

    ゴール>鍵>ロータリー>小部屋>十字路>T字路>行き止まり

    というものがいいと思う。
     この案の根拠だが、まず、ゴールを見つけた時は残り時間に対するボーナス得点があるのですぐゴールへ向かったほうがいいし、DBに常にゴールと一緒にゴールより優先度の高い障害が示されていたときはいつまで競技していてもゴールできない。それに、最初にぶつかるDBにゴールが示されていることはないと思われるので、ゴールはしたが低得点、という状態も起こらないだろう。よって、最優先はゴールがいいと思われる。
     次は鍵、ロータリー、小部屋の三つだが、これは障害のクリアにかかる時間と安定してクリアできるかどうかを考慮してこの順番になった。もちろん今後の試験によってはこれらの順番が変わることが充分にあり得る。
     そして十字路、T字路の二つだが、十字路はのれんをくぐるごとに得点できるので十字路を優先することにした。
     そして最後、行き止まりだが、実際にこの選択をすることはないだろう。そういった意味で優先度最下位に名前を載せておいた。
     各障害に消費する時間や各障害をどれだけ安定してクリアできるかなどがまだ不明瞭なので、優先度についてはこの案で固まったわけではない。というわけでこの案はこれから変更があるだろうし、この案が採用されるとも限らないが、これが優先度を決める時の参考になれば幸いだ。



  3. DBの数字認識について
    まず対応表を以下に示す。
    障害数字
    T字路1
    小部屋2
    ロータリー3
    鍵と扉4
    ゴール5
    十字路6
    行き止まり or 扉7
    のれん8
    ゴールが近い9
    null(ちなみにドイツ語)0
    また、T字路の場合、DBの
    • 上段には次にある障害
    • 下段にはゴールまで近いかどうか

    が載っており、十字路の場合、DBの
    • 左上には暖簾なのか行き止まりなのか
    • 右上には次にある障害
    • 左下には常にnull?
    • 右下にはゴールまで近いかどうか

    が載っている。
    優先度決定のための参考資料にしてもらいたい。

  4. comming soon...





参考資料
MIRS1003_DIARY_omake
沼津工業高等専門学校 電子制御工学科