名称

第2回システム提案書

番号

MIRS-DSGN-0002


  
版 数 最終更新日 作 成 承 認 改 訂 記 事
A01 2009.9.30 金子 杉崎 第一版
A02 2009.10.5 杉山 杉崎第二版




目次
1.はじめに
2.設計コンセプト
3.システム構成
4.システム概要
5.おおまかな開発計画

1.はじめに

このドキュメントは、MIRS0904のシステムを提案する為のものである。

2. 設計コンセプト


汎用性を高め、どのような事態にも対応し、5分間戦い抜く。

3. システム構成


3.1. ハードウェア ・ベアリングローラーの追加

 ローラーをボディに複数取り付けることにより、コーナーリング時、直進時に壁にぶつかった際に、走行をスムースにする。

・カメラのスライド

 カメラによる画像認識は、数字を1つしか認識することが出来ない。そのため、カメラをスライドさせることにより、2つの数字

を認識するためにカメラをスライドさせ、これを可能にする。

 別案として、カメラを側面につけることで、MIRSが前後進するだけで2つの数字を認識できるようにする。

 プログラムで画像分割をするならこの機能は全く必要ない。そのうえ作るのは難しいと思われるので没の可能性が高い。

・補助輪の追加

 タイヤの前後に補助輪を追加することにより、安定化を図る。これはシーソーからの落下防止策でもある。

・補助輪にスプリングを追加

 補助輪の軸にスプリングを追加することにより、ステップ、シーソーをクリアする際に、衝撃の吸収、タイヤの浮上阻止を図る。

LEDによる現在動作の確認

 LEDの点灯を各動作により変えることで、現在の動作を識別する。これにより開発時にプログラムのデバッグに役立てる。

 LEDボード他の詳細はエレキの別資料を参照のこと。

超音波センサの詳細

超音波センサを3つ用いる。超音波センサの位置は、超音波センサの検出範囲を考慮してMIRSの前面に2つ超音波センサを設置し、側面につける。もしくは、前に1、左右1つずつ超音波センサを設置する。

場合によっては、側面に取り付ける超音波センサを、MIRSの端に内向きに取り付けることで、実際のMIRSと壁との距離が20cm以下でも距離の変化がわかるようにする。


3.2. ソフトウェア構成 Direction board

 カメラを使い数字認識、画像を分割し、数字を判別する。その後ゴールとロータリーならゴール、のようにあらかじめ決めておいた優先度から進む方向を決める。

 数字の認識方法は、パターン認識にした方が良いかもしれない。

 何秒か数字認識を行ってもエラーが起こり認識できない場合は、諦めて左か右どちらかに進む。このときの進む方向は常に同じ方向にしておく。

小部屋(コスモ)

 小部屋に入ったことは超音波センサの値から判別する。壁づたいに移動し、側面につけた超音波センサの値が大きくなったとき(恐らく20cmを超えたとき)に、出口があるとして、脱出を図る。

ロータリー

 小部屋と同じような方法でクリアする。ロータリーに入ったことはタッチセンサで判断する。



    fig.1 ロータリーにおける動作


LED  各動作ごとに点灯パターンを決めておき、各動作のプログラムに点灯命令を入れる。

鍵・DOOR

 赤外線センサにより鍵を判別、開く。新たな機構を必要とするかは不明


4. システム構成


システムの概観をFig.2として以下に示す。

5. おおまかな開発計画


10月 基本動作の仕上げ

11月 各担当ごとの製作

12月 各担当ごとの製作完了、統合

1月 テスト、デバッグ他

2月5日が競技会