沼津高専 電子制御工学科

MIRS0702 回転盤制御モジュール製造仕様書

MIRS0702-SOFT-0003

改訂記録

版数

作成日

作成者

承認

改訂内容

A01

2007.10.22

吉川

平田

初版

A02

2008.1.19

吉川

平田

製造仕様の変更

 

目次

  1. はじめに
  2. 製造仕様
  3. おわりに

  1.はじめに

本ドキュメントでは、MIRS0702詳細設計書に規定された回転板制御モジュールの動作、状態遷移を実現するプログラムの製造仕様を述べる。


  2. 製造仕様

回転盤は、「競技開始直後のポスト探索」、「ポスト間移動中のポストの監視」、「フィードバック」で使用される。

 

回転盤を回転させる関数”int rot1”と、回転盤を回転させながら超音波センサで値を取得していく、”int rot2”があり、どちらも引数として”double rot_angle”;回転盤の回転角度、”int direction”;回転位置の方向の信号を与え、指定した場所に回転盤を動かす。

 

double rot_angleの値はdegree(度)単位で与える。ステッピングモータのステップ角が1.8[Deg]であり、ギア比が24:5であるので、1ステップで0.375[Deg]回転することになる。したがって、rot_angleの値は0.375の倍数を推奨する。

0.375の倍数以外の値が与えられた場合は、与えられた値÷0.375の余りの値xx0.1875の場合は商×1.8を回転角度とし、0.1875xの場合は(商+1)×0.375を回転角度とする。

 

double rot_angle52と指定された場合

 

52÷0.375=138 余り0.25

0.250.1875より

回転角度は(138+1)×0.375=52.125[Deg]

 

 

int directionの値は、回転盤の初期位置から見て右回り方向の位置に回転させたい場合は”0“、左回り方向の位置に回転させたい場合は”1”を与える。

 

与えられた角度から、必要なパルスを計算し、発する。


  3. おわりに

行動モードの詳細についてはMIRS0702詳細設計書を参照。