沼津高専 電子制御工学科 |
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改訂記録 |
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版数 |
作成日 |
作成者 |
承認 |
改訂内容 |
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A01 |
2005.9.4 |
奥澤 |
大木 |
初版 |
電子コンパスの導入について
電子コンパスとは
電子コンパスとは、地磁気の強さを磁気センサで測定し、その出力信号から方位を算出するものである。
電子コンパス導入の目的
ポスト獲得方法の関係上、基準ポストを見失わないことが絶対条件であるため、基準ポストの位置確認をする際に用いる。
逆に、基準ポスト周りのポストの位置を確認する際にはプログラムが複雑になってしまう、及び精度が落ちてしまう*1ため、電子コンパスは使用しない。
*1・・・8方向しか判別できないので、例えば90度の範囲では2〜3方向しか判別できない。
性能(デジタルコンパスモジュール:RDCM-802)
■出力表■(TTLまたはCMOS互換出力)
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N |
NE |
E |
SE |
S |
SW |
W |
NW |
D0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
1 |
D1 |
1 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
D2 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
1 |
■仕様■
精度 |
±
5° |
傾斜許容角 |
±10° |
セトリングタイム |
500ms
(max) |
ヒステレシス |
±5° |
電源電圧 |
DC5V±10% |
電源電流 |
12mA
(max) |
出力電圧 |
VL=0.6V
(max), VH=Vs-0.6V (min) |
出力電流 |
5mA
(max) |
動作温度範囲 |
-5℃
〜 +60℃ |
保存温度範囲 |
-
25℃ 〜 +75℃ |
サイズ |
26.5mm
× 26.5mm × 5 mm |
関連文書 |