沼津高専 電子制御工学科 |
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改訂記録 |
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版数 |
作成日 |
作成者 |
承認 |
改訂内容 |
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A01 |
2004.06.22 |
大胡真司 |
石川 健太 |
初版 |
システム提案書にて提案した基本システムの実現において、MIRSに搭載されているセンサや標準機で用いていなかったセンサやアクチュエータの性能を調査し、実際にそのセンサやアクチュエータを使ってのシステム実現が可能なのかを考察する。
以下の表を参照
名称 |
超音波センサ |
該当部分 |
ポストの位置座標の測定 |
考察 |
今回の基本システムの中で、ポストの位置座標(極座標系)のrを超音波センサで測定するので、仮にMIRSが競技場の真ん中にいたとして、競技場の対角線の半分(数値的には2200mm)まで、正確に測定できるか調査したところ、大きな物体(実際に調査では、看板を用いた)を対象にした場合、2500mmまで正確に測定することができたが、小さな物体(実際に調査では、下敷きを用いた)を対象とした場合、せいぜい800mmまでしか正確に測定できなかった。よってあまりこの競技において超音波センサは適していない。しかし、1600mm四方内では、超音波センサは正常なので、ほとんど正確に座標を記憶することができるし、その範囲外ではほかの方法で座標測定することができるようにすれば、カバーすることは出来る。
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名称 |
赤外線センサ |
該当部分 |
ポスト獲得時の赤外線スイッチの位置探索とコード確認 |
考察 |
今回の基本システムでは、長距離での赤外線感知は行わないので、近距離での赤外線感知を調査した。しかし、現状では競技用のポストの赤外線はとても弱いため、赤外線感知がまちまちであった。しかし、テレビのリモコンでは広範囲(2000mm以上)まで赤外線を感知した。なので本番では、今より赤外線は強くなると思うし、リモコンの赤外線はしっかり感知したので、問題ないと思われる。 |
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名称 |
ロータリーエンコーダ |
該当部分 |
ポストおよびMIRSの位置座標の測定 |
考察 |
まずこのロータリーエンコーダは、エンコーダを設置したタイヤの回転角を値として返すものである。そして、調査の結果としてタイヤが1回転(360度)することで、約1〜2度の誤差が生じた。これは、MIRSの位置座標検出においては、致命的なエラーである。なぜならば、MIRSが競技場を動き回ることで、タイヤは数十〜数百回転することが明らかであるので、MIRSの位置座標はめちゃくちゃになってしまうからである。しかし、ポストの位置の検出、測定においては角度検出でタイヤは多くても10回転ぐらいしかしないと思われるので、この誤差はあまり影響しないと思われる。 |
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名称 |
光学式マウス |
該当部分 |
ポストおよびMIRSの位置座標の測定(ロータリーエンコーダとほぼ同じ) |
考察 |
光学式マウスのMIRS使用について ● 現在のMIRSの位置を正確に示すことができ、ロータリーエンコーダのように移動による誤差が生じない。
● MIRSに光学式マウスを搭載するスペースがあるか?
● スペースについてはMIRSの前方にあるシャーシの穴を用いることができる。
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