D4 木下洋平
RoBoCoNは、常に自分の憧れでした。
中学時代からTVでRoBoCoNを見る度にいつか自分でも出てやると思っていました。沼津
高専に入学したのも、91年のRoBoCoN競技「ホットタワー」での沼津高専電子制御科チー
ム「λ-'91」の活躍があったからです。入学動機も、電子制御工学の為ではなくRoBoCoN
の為といっても過言ではありません。(電子制御学を目指して落ちた皆さんゴメンナサイ)
今年の競技に向けては2年間を費やしました。
ルールの発表があってからアイディア、設計、制作と進んでいき、いくつもの困難を乗り
越えてきました。無の状態からロボットを作る難しさを知りました。
全てが試行錯誤の連続で分からないことだらけで、何度も失敗しました。自分なりに考え
てこうした方がいいだろうと思ってやることが裏目に出たり、大切なことを見落としてい
たり自分の未熟さを感じました。
東海北陸地区大会では、見事優勝でき全国大会に出場することができました。全国大会で
は悔いが残ります。自分達のやるべきことができていれば・・・(それ以上は聞かないでく
ださい。)が、RoBoCoNメンバー全員でやってきたことは無駄ではなかったと思います。
自分は、5年間の高専生活の4年目でこの貴重な体験をしましたが、下級生はこの体験を
生かせる期間を少なくとも2年以上持っているわけです。来年、再来年とこの体験を生か
して下さい。またRoBoCoNをやれるとしたら、計画的に今年の失敗をいい例にがんばって
ください。できる限りのサポートをしたいと思います。
最後にRoBoCoNメンバー、D科の皆さん(特に長澤助教授には迷惑をかけました。)、応
援してくれた人、少しでも気にかけてくれた人、その他の皆さんへ。
本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。