ネチケットを学ぶ
ネチケットについて簡単に触れてみます。
下のREFERENCEを参照しました.
1.なぜネチケット(Netiquette)が必要なのか
ネチケットとはNETにおけるETIQUETTEの事です。お互いに心地よいコミュニケーションをとるには、現実であってもエチケット・マナーが必要です。NET上は「匿名性」であるので、エチケットに反する行為をしても基本的には本人だとわかりません。だからこそ、ネチケットを守り,周りの気持ちを害さないようにしなければなりません。
つまり、ネチケットは公共の場を正しく使うためのルールだと言えます。
2.ネチケットの種類
分類と言っても特に分類はされていないでしょう。なぜなら、ネチケット=エチケットだからです。あえて言えば、
○他人を誹謗・中傷するような事をネット上で発言する
○法律的に違法の行為(ex.著作権違反)をすること
○ウェブ管理者の言うことを守らない
○嫌がらせを目的とした行為をする
と、こんな感じになります.どれも現実的には当然のことなのですが,やはり「匿名性」に守られたネットの世界では、悪戯半分でネチケットに反することをする人たちもいます.
まとめればネット上で他人や公共設備に物理的・精神的に損害を与えること全般を指すと言えるでしょう.
3.ネチケットについて〜メール
メールにおいて気を使うべきルールが幾つかあります.本当はもっとあるのでしょうが、代表的な例をあげようと思います.
a.いたずらメール
スパンメール、チェーンメールなどの類のものです。基本的に相手に対する嫌がらせ,トラフィックの増大によるネットジャムを作ることを目的に行われるようです.また、ウィルスの入った実行ファイルを添付したり,マクロウィルスと呼ばれるデータファイルにつくウィルスを転送するという場合もあります.そのため、添付ファイルは必ず説明を書き入れ,ウィルスチェックを通すことを忘れないようにするべきです.
b.使用すべきでないメールの機能
メールを書く上で,たいていは使うことの少ない「CC(Carbon Copy)」,「BCC(Blind Carbon Copy)」の機能について知っておく必要があります。どちらもこのメールを送り先以外の人にも見せたい時に使用します.CCとBCCの違いは、CCで送られたメールを見ると他に誰に送ったのかが判ってしまうことです。BCCの場合,送られた人からは他の誰にも送られているのかはわかりません.CCで転送するとき、送り先全てのメールアドレスの情報がばら撒かれてしまっているのです。知り合い同士でならいいのですが、赤の他人に自分のアドレスが届くことはあまり好ましくありません.よって、お互いに無意味に情報を流さないよう「CC」を「BCC」にするという設定が好ましいのです.
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4.ネチケットについて〜ウェブ
ウェブ上のネチケットが一番多く,またややこしいものです。色々ありすぎて特定できませんがこれも自分の知っている代表的なものをあげていきます。
a.個人情報流し・なりすまし
個人情報流しは、情報社会では厳禁です.某電話会社の社員が個人情報をタラして逮捕されました.個人情報は価値があるのです。また、その個人情報を使って他人に「なりすます」行為も存在します.これらは現実にもあり、とにかくマナー・エチケットに酷く反しています.
b.攻撃・妨害
他人のコンピュータを攻撃したり,ネットジャムをつくったりすることです。そのようなフリーソフトを利用したりしますが、「匿名性」により容疑者を特定できないため危険です.だから、お互いにする攻撃することもされることもないようにマナーを守ってブラウジングするようにしましょう。
c.ウィルス
これは言うまでもありません.悪意あるウィルスは犯罪行為です。一般的にはこれに対して僅かでも備えるため、ウィルスチェックを欠かさないようにするべきです。
d.著作権違反の情報発信
これも言うまでもなく,著作権を無視したデータ配信は違法です。
e.その他の礼儀
その他の礼儀として,ウェブを見るときは、「管理者の設定(ルール)を守る」、「自分勝手な行為をしない」、「掲示板などで非常識な使い方をしない」、そして
「善意のある行為(あいさつ、感謝)をし、悪意のある行為(誹謗、攻撃)をしない」
を守りましょう.
実際,現実でのマナーそのままです。特別視せず、普通に考えて行動するようにすれば何の問題もないと思ってくれて結構だと思います.
ウィンドウを5個バンバンと生成します.
REFERENCE
MOTO:mototh@anet.ne.jp