3、おわりに


簡易版では、クライアントはファイルを受け取ることができた。 ソケットを使ったプログラミングも、ファイルの操作とほぼ同様で、特に難しいことはないと思います。
普段はあまり気にしていないエラーや、今のこちら側の状態を相手側に伝えることが、必要と思いました。
しかし、クライアントからファイルを送る事は、できない。 また、ユーザーやパスワードの確認は、行なっていない。

一般的なFTPは、二つのポートを使います。一つは、制御用で、もう一方はデータ用に使います。サーバーとクライアントはネットワーク仮想端末(NVT)という、標準的な端末を想定して通信を行ないます。そして、この端末間でTELNETのようなコマンドをやりとりする。そのために制御用ポートを使う。データ用ポートは get や put などのデータのやりとりに使われる。

今後、機会があったらTELNETについても、少し学んでみたい。


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