ポケモン
ポケットモンスターゲームボーイの救世主
『ポケットモンスター』、その名はゲームボーイの救世主。ゲームボーイを現役機に戻したこのゲームをご存知だろうか?簡単に説明していこう。
今、ポケモンが小学生の世界を席巻している。1995年2月に発売され、今でもコンスタントに売れ続けている。今では150万本を越える大ヒット作品になった。
友達の家、塾にゲームボーイを持ち込み、ケーブルを使ってゲーム内のモンスターを交換するのに多くの人が夢中になっているのだ。私のような年代の人間には、ビックリマンチョコのシールの交換が思い出される。ビックリマンチョコといえば、シールだけのために買って、お菓子を捨てることで話題になったので、御記憶の方も多いだろう。そう、ポケモンは現代版のシールの交換なのだ。
「ポケットモンスター」はRPGである。主人公が冒険をしながら、特殊なボールでモンスターを捕まえ、鍛えてポケモンリーグのチャンピオンになることが目的になっている。また、全てのモンスターを集めて、ポケモン図鑑を完成させることも、ゲームの目的の一つである。しかし、ゲームボーイの能力の問題もあるだろうが、ポケモン自体は、一般的なRPGである。もちろんいろんな面白さが詰まっていて、優秀なゲームではあるけど。ポケモンは進化するし、でも進化させちゃうと覚えられない特技もあったりして、面白い要素が詰まっている。しかし、このゲームの最大の特徴は、何といってもケーブルを使っての、モンスターの交換なのだ。
勘違いしないで欲しいのであえて言うが、モンスターの交換はコピーではないよ。きちんと相手とモンスターを一匹ずつ交換するのだ。自分の育てたモンスターを相手のポケモンの世界に送り込み、代わりに相手のモンスターが自分のポケモンの世界にやってくる。交換した結果によって、その後のポケモンの世界は変わっていくのだ。RPGによく見られるような、リセット技は使えない。そこがまたなんとも面白い。
では、交換することによって、どんなことが起きるだろうか?当然のことながら、強いモンスターをもらえればゲームは楽になる。また、自分が持っていないモンスターをもらえれば、ポケモン図鑑の完成に一歩近づく事になる。ということは、自分の周りにポケモンを持っている人が、多ければ多いいほど、このゲームのモンスターの価値は高まっていく。特に、強いモンスター、珍しいモンスターの価値は、飛躍的に高まる。そのため、このゲームは、人に勧めたくなるようなゲームなのである。ポケットモンスターは今も売れ続けている。ポケットモンスター、君はどこまで行くのだろう…。(次のも読んでね!)