FreeBSD ハンドブック
: PPP と SLIP
: ユーザ PPP の設定
: まとめ
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13.1.7. まとめ
要約すると, 初めて ppp を設定する際には, 以下のステップが不可欠です:
クライアント側:
- カーネルに tun デバイスが組み込まれていることを確認.
/dev
ディレクトリに tunX デバイスファイルが
存在することを確認.
/etc/ppp.conf
にエントリを作成.
ほとんどのプロバイダでは, pmdemand
の例で充分でしょう.
/etc/ppp.linkup
にエントリを作成.
- rc.conf (または sysconfig) ファイルを更新.
- 必要に応じてダイヤル (demand dialing) したいのであれば,
start_if.tun0 スクリプトを作成.
サーバ側:
- カーネルに tun デバイスが組み込まれていることを確認.
/dev
ディレクトリに tunX デバイスファイルが
存在することを確認.
- (vipw(8) コマンドを使って) /etc/passwd にエントリを作成.
- このユーザのホームディレクトリに
``ppp -direct direct-server'' か何かを実行するプロファイルを作成.
/etc/ppp.conf
にエントリを作成.
direct-server
の例で充分でしょう.
/etc/ppp.linkup
にエントリを作成.
- rc.conf (または sysconfig) ファイルを更新.
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Updated May 23, 1997