 FreeBSD ハンドブック
 : PPP と SLIP
 : ユーザ PPP の設定
 : スタートの前に
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  13.1.1. スタートの前に
このドキュメントでは, あなたが
およそ以下のような状況にあると仮定しています: 
PPP 接続の使えるインターネットサービスプロバイダ (ISP) のアカウントを
持っている. さらに, 接続済みのモデム (またはその他のデバイス) があり, 
プロバイダとの接続が可能なように正しく設定されている. 
以下の情報を手に入れておく必要があるでしょう: 
- プロバイダのゲートウェイの IP アドレス. 
ゲートウェイとは, あなたがそこに接続をおこなって, 
デフォルトルートとして設定することになるマシンです.
- プロバイダのネットマスク設定. もし不明な場合には, 
ネットマスクとして 0xffffff00 を仮定しておきます. 
- 一つ以上のネームサーバの IP アドレス. 通常, 二つの IP アドレスが
プロバイダから示されているはずです. 
- もしプロバイダが固定の IP アドレスとホスト名を割り当てているのなら, 
同様にそれも必要になるでしょう. そうでなければ, どのアドレス範囲から
IP アドレスの割り当てがおこなわれるかを知っておく必要があるでしょう. 
もし範囲が示されていないとしても, 任意の IP アドレスを
受け入れるようにすることが可能です (後で説明します). 
もしこれらの情報のうち不明なものがあれば, プロバイダに連絡して
確認しておいてください. 
これに加えて, インターネットへの接続は常時おこなわれているわけではなく, 
そのためネームサーバ (named(8)) を立ち上げていないと仮定します. 
ネームサーバを立ち上げているのであれば, /etc/resolv.confファイルの
設定に関する情報は無視してください. 
 
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  Updated May 23, 1997