沼津高専 電子制御工学科 |
標準動作プログラム ポスト位置確認モジュール取扱い説明書 |
MIRSSTND-MANU-0005 |
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改訂記録 |
版数 |
作成日 |
作成者 |
承認 |
改訂内容 |
A01 |
2004.05.31 |
牛丸 |
牛丸 |
初版 |
目次
1.始めに
本ドキュメントは、MIRSSTNDの行動制御プログラム中で使用するポスト位置確認モジュールの動作原理について述べたものである。
2.動作概要
- 中心位置でその場回転しながら、ポスト位置を確認する。
- その場回転は、LQR モードで行い、周期スレッドでタイヤ回転角を読み取る。
- 回転開始前に、超音波センサ測定を周期スレッドとして実行する。超音波センサは左側(2)を使う。
- 超音波センサの距離データが、極小値を取った
場合のデータを前後6点で得点化し、その得点が基準得点を越えた場合にポスト位置とする。
- 得点化は、極小値前については、前の値より現在の値が小さければ+1、大きければー1、
極小値後については、前の値が現在の値より大きければ+1、小さければー1とする。
- 上記の基準でポストと認識したもので、その角度が20度より小さい場合は、その総得点を
比較し、得点が高い方をポスト位置とする(ポストは20度以内に2つ存在しないことを仮定している。)
- ポスト角については、エンコーダのデータ(回転を始めたときから、周期スレッドで取得)から
計算しているが、超音波センサが真横より若干前についていることから、ポスト角度については、
若干の補正を行って、post 構造体に書き込む。
3.フローチャート