沼津高専 電子制御工学科
MIRSSTND モータパワー制御ボードPCB製造仕様書
MIRSSTND-ELEC-0020
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2001.3.6 川端 長澤 初版
A02 2007.6.1 大庭 大庭 ドキュメント名および番号の変更
  • 目的

    この仕様書は、ATLMIRSのモータパワー制御ボードのPCB ( Patterned Circuit Board ) の製造手順を記載したものである。

  • 製造手順

    Fig.1 モータパワー制御ボード外形図 (mpc_ass.jpg)

    Fig.2 *ボードパターン図(半田面) (mpc_pcb.jpg EasyCAD形式 mpc.zip)

    1. PCB加工機による基板加工

      • 部品、必要器具
        片面フェノール基板(100mm× 50mm以上)、PCB加工機、PCB加工データ(mpc.zip)、ドリル(0.8mm,1.0mm,,1.3mm,3.0mm)、ミリング(90°)、フォーミング

      • 加工手順
        1. PCB加工データ(mpc.zip)をPCにダウンロードし、適当なフォルダで解凍してPCB加工データmpcを入手する。
        2. PCB加工データmpcを使用してPCB加工機で基板の削り出しを行う。

    2. はんだ付け前の下準備

      • 部品、必要器具
        1. で加工した基板、紙やすり(800〜1000番)又はスチールウール、カッター、テスター、ルーペ、ドーブライト、フラックス、ティッシュペーパー

      • 手順
        1. 基板の表面を紙やすり又はスチールウールを使用してきれいに磨く。この時、紙やすりの目が詰まらないように水道で流しながら磨くこと。
        2. ルーペとテスターを使い、パターンの非道通チェックを行う。導通してしまっている所はカッターなどで削り、導通しないようにする。
        3. もう一度紙やすりを使い、基板の表面を滑らかにする。
        4. ドーブライトを使って基板表面の錆や油を取り除いた後、ドーブライトが残らないようしっかりと水洗いをする。ここまできたら基板表面を手で触らないようにすること。
        5. 基板の表面の酸化防止のため、よく水気を取ってからフラックスを塗り1日程乾かす。

Table.1 MIRSATLM モータパワー変換ボードPCB製造仕様書の部品表
番号 品名 ドキュメント番号/商品名 E/C 数量 単位 備考
001 片面フェノール基板 32KR(Sunhayato) E 1 大きい基板から削り出す
100 MIRSATLM モータパワー変換ボードPCB加工データ mpc.zip E 1 PCB加工データの圧縮ファイル
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