- 目的
この仕様書は、MIRSSTNDのドーターボードのPCB ( Patterned Circuit Board ) の製造手順を記載したものである。
- 製造手順
Fig.1 ドーターボードパターン図(半田面) (pcb1.png)
Fig.2 ドーターボードパターン図(部品面) (pcb2.png)
- PCB加工機による基板加工
- 部品、必要器具
両面フェノール基板(200mm× 150mm以上の物)、PCB加工機、PCB加工データ(DB_PCB.zip)、ドリル(0.8mm,1.0mm,3.0mm)、ミリング(120°)、フォーミング
- 加工手順
- PCB加工データ(DB_PCB.zip)をPCにダウンロードし、適当なフォルダで解凍してPCB加工データを入手する。
- PCB加工データを使用してPCB加工機で基板の削り出しを行う。
- はんだ付け前の下準備
- 部品、必要器具
1. で加工した基板、紙やすり(800〜1000番)又はスチールウール、カッター、テスター、ルーペ、ドーブライト、フラックス、ティッシュペーパー
- 手順
- 基板の表面を紙やすり又はスチールウールを使用してきれいに磨く。この時、紙やすりの目が詰まらないように水道で流しながら磨くこと。
- ルーペとテスターを使い、パターンの非道通チェックを行う。導通してしまっている所はカッターなどで削り、導通しないようにする。
- もう一度紙やすりを使い、基板の表面を滑らかにする。
- ドーブライトを使って基板表面の錆や油を取り除いた後、ドーブライトが残らないようしっかりと水洗いをする。ここまできたら基板表面を手で触らないようにすること。
- 基板の表面の酸化防止のため、よく水気を取ってからフラックスを塗り1日程乾かす。
Table.1 MIRSATLM ドーターボードPCB製造仕様書の部品表 |
番号 |
品名 |
ドキュメント番号/商品名 |
E/C |
数量 |
単位 |
備考 |
001 |
両面フェノール基板 |
32KR(Sunhayato) |
E |
1 |
枚 |
200mm x 150 mm以上の基板から削り出す |
100 |
MIRSSRND ドーターボードPCB加工データ |
DB_PCB.zip |
E |
1 |
個 |
PCB加工データの圧縮ファイル
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