名称 | Raspberry Pi 4 の GPIO のプルアップについて |
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番号 | MIRSMG4D-SYST-0012 |
版数 | 最終更新日 | 作成 | 承認 | 改訂記事 |
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A01 | 2020.08.04 | 牛丸真司 | 牛丸真司 | 初版 |
A02 | 2022.06.14 | 牛丸真司 | 牛丸真司 | 2.の内容の変更 |
Raspberry Pi 3 までは、どのデジタルピンも内部抵抗を用いたプルアップ指定が可能であったが、 Raspberry Pi 4 では 以下のGPIO番号のピンのみがプルアップ指定できる。(他のデジタルピンは 指定してもプルアップされない)
プルアップ可能なGPIOピン |
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2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 15 |
参考 GPIO Digital Inputs with Internal Pull-up on Raspberry PI 4
限られたGPIOピンだけしかプルアップできない原因が wiringPi の Pi4 への対応が完全でないことよるものか、 Pi4 の側のハード的な問題なのかは 現時点で不明
初期の Raspberry Pi シールドではいずれもプルアップが無効な GPIO18, 25, 26 に2ピンのハウジングを付けていたが、現在のシールド基盤の実装(RaspberryPi へのデバイス接続の実装写真)では、プルアップ可能な7ピンと15ピンに2ピンコネクタが接続されるように変更されている(他端はGNDに接続)。
なお、標準プログラムの src/io.c では、ピン番号の初期値が 4, 7, 8となっているので、実際に使用するピンに対応させて変更すること。