沼津高専 電子制御工学科

MIRSMG3D画像処理開発環境実装手順書

MIRSMG3D-OSIN-0007

改訂記録

版数

作成日

作成者

承認

改訂内容

A01

2009.3.11

吉川

牛丸

初版


 

目次

 

1.はじめに
2. OpenCVのインストール
3.おわりに

 


1.はじめに

本ドキュメントでは、MG3の画像処理開発環境として用いるOpenCVライブラリのインストール手順を記載する。

2.OpenCVのインストール

1.      必要なパッケージのインストール

OpenCV
のインストールには、gtk2-develパッケージが必要である。
以下のコマンドでインストールする(外部のネットワークに繋がった状態で行う)
$sudo yum install gtk2-devel

2.      ソースファイルのダウンロードと解凍

ソースファイルをダウンロードする。
opencv-1.0.0.tar.gz

解凍する。
$tar xzvf opencv-1.0.0.tar.gz

3.      コンパイルとインストール

opencv-1.0.0
に移動
$cd opencv-1.0.0

configure
を行う。
$./configure

メッセージを読み、足りないパッケージがあれば1の操作を参考にしてインストールする。

コンパイルとインストール。
$make
$sudo make install

4.      ライブラリのパスの設定

vi
で新規ファイルを作成し、「/usr/local/lib」と記述して保存する。
$vi /etc/ld.so.conf.d/opencv.conf

設定のロード、exportを行う。
$sudo ldconfig
$export PKG_CONFIG_PATH=/usr/local/lib/pkgconfig:${PKG_CONFIG_PATH}

3.おわりに

OpenCVを使用したプログラムのコンパイル方法については、画像処理関連のドキュメントを参照すること。
OpenCVの更新情報は以下のサイトを参照すること。

SourceForge                    http://sourceforge.net/projects/opencvlibrary/

 

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