沼津高専 電子制御工学科 |
||||||
|
||||||
改訂記録 |
||||||
版数 |
作成日 |
作成者 |
承認 |
改訂内容 |
||
A01 |
2009.3.13 |
吉川 |
牛丸 |
初版 |
1.はじめに
2.Linux UVC driverのインストール
3.uvccaptureのインストール
4.おわりに
MG3では、USBカメラの標準規格として広く使われているUVC(USB Video Class)対応のカメラを搭載する。
CentOS環境にてUVC対応カメラを動作させるためのドライバとして、”Linux UVC driver”を用いる。
本ドキュメントでは、MG3にLinux UVC
driverをインストールする手順を記載する。
また、UVC対応カメラからJPEG画像をキャプチャするアプリケーションであるuvccaptureのインストール手順も併せて掲載する。
1.
ソースファイルのダウンロードと展開
ソースファイルをダウンロードする。
trunk.tar.gz
解凍する。
$tar xzvf trunk.tar.gz
2.
makeとinstall
trunkに移動
$cd trunk
コンパイルとインストール
$cp Makefile.txt Makefile
$make
$sudo make install
ヘッダファイルのコピー
$sudo cp uvcvideo.h /usr/include
$sudo cp uvc_compat.h /usr/include
3.
カーネルモジュール情報の更新
$sudo depmod
4.
uvcvideoモジュールの組み込みと確認
modprobeで、デバイスファイルを組み込む
$sudo modprobe
uvcvideo
lsmodで組み込まれたことを確認
$sudo lsmod
5.
USBカメラをUSBポートに接続
6.
USBカメラを認識しているか確認
dmesgコマンドで、カメラを認識したことを確認
$dmesg
カメラを認識していると、メッセージの下部に
uvcvideo : Found UVC 1.00 device ……
と表示される。
1.
必要なパッケージのインストール
uvccaptureのインストールには、libjpeg, libjpeg-develパッケージが必要である。
以下のコマンドでインストールする(外部のネットワークに繋がった状態で行う)。
$sudo yum install libjpeg libjpeg-devel
2.
ソースファイルのダウンロードと解凍
ソースファイルをダウンロードする。
uvccapture-0.5.tar.bz2
解凍する。
$tar jxf uvccapture-0.5.tar.bz2
3.
コンパイルとインストール
ディレクトリを移動する。
$cd uvccapture-0.5
コンパイルとインストール。
$make
$sudo make install
4.
動作確認
カメラを接続した状態で、uvccaptureを実行する。
$uvccapture
カレントディレクトリに、snap.jpgというファイルが作成される。
画像ファイルを開き、カメラの映像がキャプチャされていることが確認できれば正常に動作している。
uvccaptureの詳しい使い方については、関連文書のUSBカメラ環境設定説明書に記載されている。
Linux UVC driver、uvccaptureの更新情報は以下のサイトを参照すること。
Linux UVC driver and tools http://linux-uvc.berlios.de/
Index of /source/uvccapture http://staticwave.ca/source/uvccapture/
関連文書 |