沼津高専 電子制御工学科 |
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改訂記録 |
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版数 |
作成日 |
作成者 |
承認 |
改訂内容 |
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A01 |
2009.3.13 |
伊藤 |
大庭 |
初版 |
目次
1.はじめに
2.QuartusⅡにおける.ttfファイル出力設定方法
1.はじめに
本ドキュメントはFPGA回路開発環境であるQuartusⅡにおける.ttfファイル出力設定方法をまとめたものである。
QuartusⅡのデフォルト状態では設計回路の出力ファイル形式が.ttfではなく.sofとなる為、本学科で使用しているダウンローダではFPGAに出力ファイルを実装することができない。その為.ttf出力設定を行う必要がある。
(本ドキュメントは回路を設計した後、コンパイルを行う所から解説をする。)
2.QuartusⅡにおける.ttfファイル出力設定方法
QuartusⅡで出力ファイルを.ttfに設定する方法を以下に示す。
QuartusⅡを立ち上げ、コンパイルを行う前に次の設定を行う。
Assignments→Deviceを選択。
次のような画面が表示されるのでDevice & Pin Option..を選択。
Programming Filesタブを選択。
x
表示された下図の画面でTabular Text File(.ttf)にチェックをする。
これで設定完了である。この状態でコンパイルすると出力ファイルが.ttfになる。
設定を行うと、コンパイルが成功したときに以下のように表示される。
Writing file
C:\quartus\Quartus\kenkyu\kenkyu.ttf
これは.ttfファイル形式で作成したという表示である。フォルダに保存されていることも確認した。
以上がQuartusⅡでの.ttf出力設定方法である。