沼津高専 電子制御工学科 |
MIRSMG3D モータ出力・エンコーダケーブル接続手順書 |
MIRSMG3D-ASSM-0002 |
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改訂記録 |
版数 |
作成日 |
作成者 |
承認 |
改訂内容 |
A01 |
2011.05.16 |
牛丸 |
牛丸 |
初版 |
1. はじめに
モータ出力ケーブルと、エンコーダケーブルのハウジングへのセット方法について示す。
同じ構造のモータユニットを、左右に取り付けるため、モータ出力ケーブルと
エンコーダケーブルを左右同じ様に取り付けると、(機体から見た)正転・逆転が左右で
逆になってしまう。
そのため、モータ出力ケーブルとエンコーダケーブルのハウジングへのセットを左右で変える必要がある。
2. 左モータ
左モータのモータ出力ケーブルとエンコーダケーブルは、下の写真のようにハウジングに収納する。
- モータ出力ケーブル(写真左)の赤、白(または黒)のハウジングへの取付が、右側と逆。
- エンコーダケーブル(写真右)のA相(白線)とB層(黒線)のハウジングへの取り付けが、右側と逆。
モータ制御ボード(左)へケーブルを取り付けた写真を以下に示す。
3. 右モータ
右モータのモータ出力ケーブルとエンコーダケーブルは、下の写真のようにハウジングに収納する。
- モータ出力ケーブル(写真左)の赤、白(または黒)のハウジングへの取付が、左側と逆。(通常の電源系ケーブルと反対)
- エンコーダケーブル(写真右)のA相(白線)とB層(黒線)のハウジングへの取り付けが、左側と逆。
モータ制御ボード(右)へケーブルを取り付けた写真を以下に示す。
4. モータ出力ケーブルのモータへの取り付け
モータ出力ケーブルのモータへの接続(ハンダ付け)は、赤をプラス側、白(または黒)をマイナス側とする。
モータの+、ー記号は、非常に見にくいがケーブル接続ピンのある面に記載されている。(下図参照)
モータによって、+側に白(または黒)の線、ー側に赤が付いているものがある。その場合は、付け替えること。