沼津高専 電子制御工学科
MIRSATLM FPGAボード ロータリエンコーダモジュール
試験仕様書
MIRSATLM-ELEC-1124
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2000.10.12 川端 直樹 長澤 初版
A02 2001.1.23 川端 直樹 村松 洋平
プログラム中のメッセージ変更

  1. はじめに

    このドキュメントはATL-MIRSのロータリエンコーダモジュールの試験方法をまとめたものである。

  2. 用意するもの

    PC、CPUボード、FPGAボード、ISAラック、ドーターボード、MAXONモータ、RE-DB間ケーブル、ネットワークにつながったPC、テストプログラム(retest.tgz)、FPGA用ダウンロードケーブル、

  3. 準備

    1. LINUX用のダウンロードのプログラムを作るために、ダウンロードプログラムのソースの圧縮ファイル(retest.tgz)をダウンロードし、それをMIRSにFTPで転送してください。
    2. ファイルの解凍
      アップロードしたファイルを

      % tar zxvf retest.tgz

      として解凍する。 retestというディレクトリができます。

  4. 検査方法

    MPCボードをセッティングしてマシンを立ち上げる。
    解凍したフォルダで

    make

    その後、

    % ./retest

    を実行してください。ロータリエンコーダモジュールテスト用のプログラムが始まります。
    あとは、画面の指示に従ってください。
    まず、

    ****Rotery Encoder Module Test****
    Rotary Encoder is ready?
    If it is O.K. , Hit key 'Y'>

    と出るので、そこで準備できていれば'y'を押してリターンキーを押してください。そこで準備できていれば'y'を押してリターンキーを押してください。'n'を押すと、プログラムが終了するのでそれから準備をしてください。

    1. 回転数測定試験

      [1]Rotery Encoder Count Test
      Hit 'r' key to read count data?(Hit 'c' Key for Next)>

      と表示されたら、タイヤを少し前にまわしてリターンキーを押すと、現在のカウント値が

      Left:****
      Right:****
      Hit Return key to read count data?(Hit 'c' Key for Next)>

      のように表示されます。その値が出ることを確認し、今度は逆にタイヤを回してからリターンキーを押してください。すると先ほどのカウント値より減って表示されます。また最初に後ろにタイヤを回すとマイナスの値が表示されることも確認してください。
      ※半周以上まわしてリターンキーを押すと間違った値が表示されるので必ずまわすのは半周以下にしてください。

      確認し終わったら'c'を押してください。

    2. カウンタリセット試験

      [2]Rotery Encoder Counter Reset Test
      Select Reset Mode
      (1)Left (2)Right (3)Both>>

      と出ますので、そこで、リセットしたいタイヤをまわし、右だけ(”1”を押す)左だけ(”2”を押す)両方(”3”)を入力してリターンキーを押す。 すると、カウント値が

      Left:****
      Right:****
      Select Reset Mode
      (1)Left (2)Right (3)Both(Hit 'c' Key for Next>>

      のように表示されます。指定したタイヤが0になっていることを確認してください。
      そうしたら、もう1度今度はリセットするタイヤを変えてやってみてください。すべて確認し終わったら'c'を押してください。
      この2つの試験が終了し、プロンプトが表示されます。

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