沼津高専 電子制御工学科
標準MIRS走行試験規定
MIRS99SF-CURR-0008
改訂記録
版数
作成日
作成者
承認
改訂内容
A01
2000/07/04
遠山
初版
標準MIRS走行試験規定
目次
.走行試験規定
試験
ロボット
競技場
ポスト
禁止事項
その他
走行試験規定
1.試験
試験は開始の合図でロボットから手を離した時点から計時を開始する。
試験開始から図1に示す規定のコースを規定時間内(3分)で走行しゴールエリアにロボット全体が収まった時点で走行試験は終了する。
ポストの数は,図1に示すように2つとする。
2つのポストは,競技場のスタートとゴールを結ぶ直線上に置かれ、2つのポストは,45cm以上の間隔をおく。
走行試験は規定時間内に規定のコースを走行し合格するか持ち点(5点)が無くなるまでおこなう。
競技場の左右に幅75cmの進入禁止ゾーンを設ける(赤色ビニールテープで表示する)。
進入禁止ゾーンにロボットが進入した場合は,失格とする。
走行試験の試験順は1班より順番に2・3・4・5班の順で行う。
評価は走行試験1回目でクリアすれば5点、2回目でクリアすれば4点、以下同様に試験回数が増えるたびに減点する。
走行試験のそれぞれの間にロボットの改良、ソフトウェアの変更をおこなってもかまわない。
ポストの獲得順は図1に示したとおりとする。
ポストの周りを回る向きは,左回りでも右回りでも構わないが、図1に示すように2つのポストいずれも1周半回る。
図1 規定走行試験コース
2.ロボット
ロボットは,標準MIRSを用いる。
標準MIRSの整備は,各班の代表1名からなる合同チームにより行う。
電力は、ロボット自身に搭載する電池から供給するものし、外部から供給をしてはならない。
3.競技場
競技場の形状はMIRS99競技規定に準ずる。(但し、競技場の左右に進入禁止ゾーンを設ける。)
競技場の大きさは3m×3mとし、周囲を高さ25cmのフェンスで囲い、内面をツヤ消し黒で塗装する。
通常の照明を行なった室内に競技場を設置する。
4.ポスト
ポストの形状は直径20cmの円を底面とする高さ30cmの円柱とする。
ポストの色は白色とする。
ポストは両面テープで床に固定されている。
5.禁止事項
ロボットの一部またはその全体は、対戦中に競技場の外に出ることができない。
選手は、スタ−ト時にロボットの起動スイッチを押すことを除き、対戦中にロボットに触れることはできない。
ポストにタッチセンサなどで触れることは許されるが、強い力を加えるなどして移動させたり倒してはならない。
これに反した場合はペナルティとして時間を加える。
6.その他
本競技規定は、スタッフが開催するマネジャ−会議において、改訂することができる。
関連文書
MIRS99ポスト製造仕様書
(作成中)