沼津高専 電子制御工学科
MIRS9905 電源ボード試験報告書
MIRS9905-ELEC-0012‐A01
改訂記録
版数
作成日
作成者
承認
改訂内容
A01
2000.9.22
河井
八窪
初版
A02
2000.10.13
河井
八窪
残りの試験結果を追加
1.目的
電源ボードの試験結果を報告するものである。
3.試験方法
MIRSDBMD
標準MIRS電源ボード基盤試験仕様書
参照。
2.試験結果
1.部品配置のチェック
実装図を見て、部品の配置をチェックする。
結果→問題ない。
2.導通チェック
回路図を見て、各部品につながるべき線がつながっているかをテスターで調べる。
また、つながっていないことを調べる非導通チェックも行う。
結果→導通すべきところは導通しており、導通すべきでないところも導通していな いため問題なかった。
3.動作試験
CN1にバッテリーをつなぎ、メインスイッチをオンにした。 この時、赤色LED(メインスイッチのLED)が点灯し、CN3の2-3ピン間で+5V、1-2ピン間で+12V、2-4ピン間で-12Vが出ている事を確認する。
結果(1回目)→±12Vが出ない。
原因→DC-DCコンバータの故障
対策→DC-DCコンバータの交換
結果(2回目)→2-3ピン間で+4Vしか出ない
原因→レギュレータ(STR9005)の故障
対策→レギュレータの交換
結果(3回目)→問題ない
メインスイッチを切り、バッテリーをCN2にもつなぐ。 その後、モーター駆動スイッチを押し、緑色LED(モーター駆動スイッチのLED)が消えており、CN5、CN6が0Vである事を確認する。
結果→問題ない
スタートスイッチを押し、緑色LEDが点灯し、CN5,CN6が7.2Vである事を確認する。
結果→問題ない
メインスイッチ・スタートスイッチを切り、CN5に右,CN6に左のモータをつなぎ、その後、CN4に検査回路をつなぐ。
検査回路のSW1をON、SW2をONにしてからメインスイッチ・スタートスイッチをONにし、右のモータが正転している事を確認する。
結果→問題ない
次にSW1をOFFにして、右のモータが逆転している事を確認する。そして、SW2をONにして、モータが止まる事を確認する。
結果→問題ない
メインスイッチ・スタートスイッチをOFFにして、2ピンにつながっていたものを4ピンに、3ピンにつながっていたものを5ピンにつなぎかえ 同じく動作することを確認する。
結果→問題ない
関連文書
Power Distributor基板試験様書(MIRSDBMD-SBRD-0305
標準MIRS電源ボード基板回路図