沼津高専 電子制御工学科
MIRS9904 SUBシステム試験手順書
MIRS9904-EXAM-0021
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 H12,11,10 桑名   初版
A02 H12,11,24 山崎   誤字脱字訂正
A03 H12,12,13 山崎   試験結果表示の変更

 

目次

  1. ソフトウェア仕様
  2. 試験手順
    1. 7seg_LED表示試験
    2. 赤外線センサ試験
    3. 超音波センサ試験
    4. タッチセンサ試験
    5. ロータリーエンコーダ試験
    6. 複合試験

    7. ※PLDが届いていないので現時点でタッチセンサ試験は不可能。

 

  1. ソフトウェア仕様
    Subシステム試験用のSoftwareである。主にロータリースイッチとdipスイッチにて試験を行う。
    以下にロータリースイッチの仕様を示す
    ロータリースイッチ番号 仕様
    0
    7esg_LED用
    1
    赤外線センサ用
    2
    超音波センサ用
    3
    タッチセンサ用
    4
    ロータリーエンコーダ用
    5
    赤外線&ロータリーエンコーダ
    6
    超音波&ロータリーエンコーダ
    7
    タッチセンサ&ロータリーエンコーダ
  2. 試験手順
    まず、MIRS本体にバッテリー〔電源でも可〕を接続し、PCとケーブルで接続。
    物理的に接続が終了次第、ソフト的に接続する。
    ソフトウェアを転送し、実行する。
    以下にそれぞれの試験手順を示す。

    1. 7seg_LED試験
      ロータリースディップスイッチを0にあわせると、7seg_LEDに0000と表示される。
      dipスイッチを一回押す。(以上で試験準備が完了する。)
      dipスイッチを一回押すと一番右のLEDが0,1,2,3、・・・、9とカウントを始める。
      もう一度押すと一つ左のLEDがカウントを始める。
      これを繰り返し、4つのLEDのテストを行う。
      最後にもう一度dipスイッチを押すと、7seg_LED試験を終了する。

    2. 赤外線センサ試験
      ロータリースイッチを1にあわせると7seg_LEDに0001と表示される。
      dipスイッチを一回押す。(以上で試験準備が完了する。)
      任意の赤外線センサに赤外線を当てると、7seg.LEDに結果が出力される。
      (対応する赤外線センサの番号はチェックシートを参照。)
      試験を終える時はもう一度dipスイッチを押す。

    3. 超音波センサ試験
      ロータリースイッチを2にあわせると7seg_LEDに0002と表示される。
      dipスイッチを一回押すと7seg_LEDに2000と表示される。(以上で試験準備が完了する。)
      dipスイッチを押すと、まず、超音波センサNo1が測定を開始する。
      (対応する超音波センサの番号はチェックシート参照。)
      その測定結果が7seg_LEDに出力される。
      (7seg_LEDの左端の桁はセンサナンバー、下3桁は測定結果を表す。)
      成功な場合は測定距離が、失敗の場合はエラーメッセージが出力される。
      TIMEOUT 999
      HARDWARE ERROR 888
      TO CLOSE 777
      (一秒ごとに発信)
      dipスイッチを押す毎にNo2,No3,No4と切り替わる。
      なおdipスイッチを押した回数が 超音波センサの数を超えると試験を終了したとみなす。(センサの数は4である)

    4. タッチセンサ試験
      (今回は必要な部品がそろわないため、試験を省く)

    5. ロータリーエンコーダ試験
      これより、MIRSがPCとの接続を隔離された状態で行う。
      ロータリースイッチを4にあわせdipスイッチを押す。
      7seg-ledに3000となることを確認。(以上で試験準備が完了する)
      その場回転試験
        dipスイッチを押すと、7seg-ledが3001となり、しばらくすると180となる。(これが姿勢角である。)
        まずMIRSを手動で回転させる。
        姿勢角が前後することを確認する。
        dipスイッチを押すと、自動で回転をはじめる。
        姿勢角が180±5以内でとまることを確認し、みためにも大幅なずれが無いことを確認する。
      直進試験
        もう一度dipスイッチを押すと、7seg-ledが3002となる。
        約一秒後にMIRSが200cm進み、停止する。
        正しい距離、姿勢角度で直進していることを確認する。
      上記二つの試験が終了したらdipスイッチを押す。
      これで試験が終了となる。

    6. 複合試験
      ここではロータリーエンコーダと、他のセンサを用いた試験を行う、
      1. 赤外線&ロータリーエンコーダ
          ロータリースイッチを5にあわせdipスイッチを押す。
          7seg-ledに4000となることを確認。(以上で試験準備が完了する。)
          もう一度dipスイッチをおすとReady状態になるので、
          任意の赤外線センサに赤外線を当てる。
          MIRSの正面に赤外線センサが来るようになるのを確認する。
          終了はもう一度dipスイッチを押すことにより終了する

      2. 超音波&ロータリーエンコーダ
          ロータリースイッチを6にあわせdipスイッチを押す。
          7seg-ledが5000となることを確認。(以上で試験準備が完了する。)
          もう一度dipスイッチをおすとReady状態になる。
          使用する超音波センサはNo1のみである。
          50cm以内の超音波センサの反応がある場合、50cm以上距離をとるように移動することを確認。
          もう一度dipスイッチを押すことにより終了する。

      3. タッチセンサ&ロータリーエンコーダ
          (今回は必要な部品がそろわないため、試験を省く)

以上がシステム試験の手順である


MIRS9904