沼津高専 電子制御工学科 | |||||||
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改訂記録 | |||||||
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版数 | 作成日 | 作成者 | 承認 | 改訂内容 | 提出先 | ||
A01 | 2000/1/17 | 高橋 | 河野 | 初版 |
PWM回路では、モータを制御する信号であるPWM信号を作り出し、方向データとともに出力する。速度データとカウンタのカウント値との比較によりPWM信号を形成する、この信号のDuty比は0%から50%で、これを128段階に分けている。これは過去の卒研において、Duty比が40%位でもモーターの回転数が十分速いことがわかっているためである。
図2に回路構成図を示す。右速度・方向データはLSI68230のpartAから、左速度・方向データはportBから送られてくる。カウンタのCLKは、LSI68230のToutから200[KHz]を得ている。PWM信号発生回路は、カウンタより得られた8ビットのカウント値と7ビットの速度データとの比較によりPWM信号を形成している。PWM信号波形形成原理を図3に示す。
速度データをnとするとPWM信号のパルス幅TとDuty比Dは次式で計算できる。
T[μs]=(n+1)×5[μs]
D[%]=(n+1)/256×100
0≦n≦127
No. | ピン名称 | 方向 | 内容 | No. | ピン名称 | 方向 | 内容 | |
1 | PA0 | IN | 右PWM方向データ | 10 | PB1 | IN | 左速度データ0ビット | |
2 | PA1 | IN | 右速度データ0ビット | 11 | PB2 | IN | 左速度データ1ビット | |
3 | PA2 | IN | 右速度データ1ビット | 12 | PB3 | IN | 左速度データ2ビット | |
4 | PA3 | IN | 右速度データ2ビット | 13 | PB4 | IN | 左速度データ3ビット | |
5 | PA4 | IN | 右速度データ3ビット | 14 | PB5 | IN | 左速度データ4ビット | |
6 | PA5 | IN | 右速度データ4ビット | 15 | PB6 | IN | 左速度データ5ビット | |
7 | PA6 | IN | 右速度データ5ビット | 16 | PB7 | IN | 左速度データ6ビット | |
8 | PA7 | IN | 右速度データ6ビット | 17 | PC0 | OUT | 右PWM方向データ | |
9 | PB0 | IN | 左PWM方向データ | 18 | PC1 | OUT | 左PWM方向データ | |
19 | PC3/Tout | IN | カウンタのCLK |
No. | ピン名称 | 方向 | 内容 |
1 | Vcc | IN | Vcc |
2 | S0 | OUT | 右方向信号 |
3 | S1 | OUT | 右PWM信号 |
4 | S2 | OUT | 左方向信号 |
5 | S3 | OUT | 左PWM信号 |