赤外線受信機の指向特性について
性能
赤外線受信機は、受信した光の強度を測定できないため、送信機と受信機の間の距離を知ることは出来ない、つまり、得られる情報は少ないのである。
図1に示す送信機を用いて、図2の光学系においてリモコンセンサの出力信号が下記の各項目を満足すること。
直線受信距離特性
図2において、L=0.2〜5m、Ee<10lx(※3)、φ=0°のとき、出力信号が1ー4項の電気的特性を満足すること。(この範囲のときこの電気的特性を満足することが条件であり、この範囲でしか受信できないわけではない点に注意)
指向角受信距離特性
図2において、L=0.2〜3m、Ee<10lx、X方向φ≦30°、Y方向θ=0°のとき1ー4項の電気的特性を満足すること。
又、L=0.2〜3m、Ee<10lx、X方向φ=0°、Y方向θ≦15°のとき1ー4項の電気的特性を満足すること。
※3) 受光面照度を示す。
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図1 送信機 |
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図2 光学系 |
理論値による赤外線受信機の指向特性
1−6 指向角特性
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X方向特性 |
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Y方向特性 |
実験によってとったデータによる赤外線受信機の指向特性
(注)実験では赤外線受信機を固定して指向特性を調べたものである。
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X方向特性 |