沼津高専 電子制御工学科
MIRS98規定走行試験仕様書
MIRS98SF-TEST-0004
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 1999.6.20 長澤 長澤 初版

本ドキュメントについて

本仕様書はmirs98規定走行試験の内容および評価基準について記す。

  1. 目的

    規定走行試験は各チームのmirsのシステムとしての完成度を試験することを目的とする。

  2. 試験内容

    スタート位置から出発してチェックポイントを通過し、競技場の中央に置かれたポストを周回してゴールエリアで停止する。スタート、チェックポイント、ゴール、ポストの位置を下図に示す。


    規定走行試験コース

    • 規定走行は2分以内で終わらなければならない。2分を超えた場合は不合格とする。
    • チェックポイントではマシンの上部からの投影がチェックポイントに触れればよい。チェックポイントで停止する必要はない。
    • ポストの周回とはポストの中心から半径60cm以内の領域を逸脱せずに360度周回することをいう。
      注)マシンの中心が半径60cmの領域にあればよい。
    • マシンはポストに触れてもかまわないが、5秒以上接触した状態が継続した時点で不合格とする。
    • マシンはゴールエリアに到達したのち、最低3秒間停止しなければならない。
  3. 評価

    評価は10点満点からの減点法で行う。
    1.不合格
    ・規定走行が2分以内に終了しなかったとき。
    ・ポストを周回できなかったとき。
    ・5秒以上ポストに接触した状態が継続したとき。
    2.チェックポイントを通過できなかった場合。
    チェックポイントから半径20cm以内に接近した場合は-2点、それ以上は不合格。
    3.ポストの周回時に逸脱した場合。
    逸脱毎に-2点。
    4.ゴール位置で停止したときにその中心がゴールエリアにない場合。
    ゴール位置からの距離5cm毎に-1点。

    不合格もしくは評価点に不満足な場合は再試験を受けることが出来る。
    ただし、再試験ではあらかじめ再試験の回数が減点される。つまり、一回目の再試験 では、すべての項目に合格しても9点となる。
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