タッチセンサを働かせるためには
- 1)タッチセンサの取り付け
- タッチセンサは3個まで取付け可能。ただし、取付個数が3個未満の時にはジャンパを
つなぐ作業を行う。ジャンパは、タッチセンサを取り付ける代わりにタッチセンサのOFFの状態を
強制的に作り出すものなので、タッチセンサを接続したのにジャンパをつないだり、タッチセンサを
接続しないところのジャンパをつなげ忘れたりといった事のないように注意。
- 2)VMEラックのバックプレーンの設定
- 割込み信号をMPUボードにつなぐため、VMEラックのバックプレーンの設定を行う。
- 3)VMEBus InterruptMaskResister の設定
- 必要な割込みレベルにあわせてInterruptMaskResisterの設定をする。
タッチセンサの割込みレベルはレベル4である。
- 4)割込みVectorの設定
- 割込みVectorは、タッチセンサにより割込みが発生した時に、割込みサイクルへ移動するために
必要。割込みVectorは、割込みサイクルに移るためのアドレスの下位8ビット。
割込みVectorの設定は、ロータリ・エンコーダ・ボードにあるディップスイッチで行う。
ディップスイッチのSW8がアドレスA0,SW7がアドレスA1,以下SW6、SW5、SW4、SW3、SW2、SW1がそれぞれA2,A3,A4,A5,A6,A7の設定となる。
また、スイッチON(=make)で論理”0”、スイッチOFF(=break)で論理”1”となる。