沼津高専 電子制御工学科
MIRS9802 ケーブル製造仕様書
MIRS9802-ELEC-0005-B02
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 1999.7.24 栗田 村木 初版
B01 1999.12.8 栗田 栗田 全面的に改訂
B02 2000.2.16 栗田 栗田 関連ファイルのリンク先修正

目次

  1. はじめに
  2. 各ケーブルの詳細
    1. CPUボード−MMIボード
    2. IOボード−IPボード(IP Digital48ボード,Rotary encoderボード)
    3. IOボード−Rotary encoderボード
    4. Rotary encoderボード−Rotary encoder,Touch sensor
    5. 相互Touch senser間
    6. IOボード−IOSubボード
    7. IOSubボード−超音波センサ送受信回路
    8. IOSubボード−赤外線センサ周辺回路
    9. 赤外線センサ周辺回路−赤外線センサ
    10. IOSubボード−Motor Power回路
    11. Power Distributor−MMIボード
    12. Power Distributor−VMEラック
    13. Power Distributor−Motor Power回路
    14. Power Distributor−電池
    15. Motor Power回路−Motor

1.はじめに

本ドキュメントは、MIRS9802エレクトロニクス部の各ケーブルの製造に際して必要な事項を述べる。

2.各ケーブルの詳細

以下に、各ケーブルの詳細を記す。基板間のインターフェースは MIRS9802 エレクトロニクス詳細設計書(MIRS9802-ELEC-0001-B05)を参照のこと。
尚、各々のケーブルについて長さを示した。しかし、その長さには余裕を持たせてある。製造時に随時長さを微調整する。
  1. CPUボード−MMIボード
    MMIボードはCPUとのインターフェースケーブルが直付けになっているので、 接続ケーブルは作成する必要はない。
  2. IOボード−IPボード(IP Digital48ボード,Rotary encoderボード)
    IP Digital48ボードはIP(IndustryPack)と呼ばれるIOボードのdaughter board(亀の子基板)である。
    従って、接続ケーブルは作成する必要はない。
    搭載位置BにIPDigital48を搭載すること。
  3. IOボード−Rotary encoderボード
    Rotary encoderボードはIP(IndustryPack)と呼ばれるIOボードのdaughter board(亀の子基板)である。
    従って、接続ケーブルは作成する必要はない。
    搭載位置AにRotary encoderボードを搭載すること。
  4. Rotary encoderボード−Rotary encoder,Touch sensor(I/Oボード経由)
    50芯フラットケーブルの片側は50ピンピンヘッダコネクタ(メス)に圧着、もう片側は図4-1のように裂く。50ピンピンヘッダコネクタ(メス)側で1pin〜27pin、 32pin、38pin、42pin、46pin、50pinは必要ないのでcutする。
    下表にそれぞれの長さを示す。
    区間長さ(cm)
    I/OボードCN1 - RER_CN30
    I/OボードCN1 - REL_CN30
    I/OボードCN1 39pin - TS-MF_CN 3pin40
    I/OボードCN1 40pin - TS-LR_CN 1pin40
    I/OボードCN1 41pin - TS-MF_CN 2pin 40
    I/OボードCN1 43pin - TS-LS2_CN 3pin40
    I/OボードCN1 44pin - TS-RF_CN 1pin40
    I/OボードCN1 45pin - TS-LS2_CN 2pin 40
    I/OボードCN1 47pin - TS-RS2_CN 3pin40
    I/OボードCN1 48pin - TS-RS1_CN 1pin40
    I/OボードCN1 49pin - TS-RS2_CN 2pin 40

    図4-1. Rotary encoderボード−Rotary encoder,Touch sensor (GIF File

  5. 相互Touch senser間
    MIRS9802 エレクトロニクス詳細設計書(MIRS9802-ELEC-0001-B05)に示したInterfaceの通りに相互Touch senser間の結線を行う。適当な長さのケーブルを使用する
  6. IOボード−IOSubボード
    IOsubボード直付けケーブル製造仕様書(MIRSDBMD-SBRD-0110 )を参照のこと。
  7. IOSubボード−超音波センサ送受信回路
    図7-1のように、16芯フラットケーブルの片側は16ピンピンヘッダコネクタ(メス)に圧着、もう片側は4本づつ裂き、それぞれにMolex5046用コンタクトを圧着し、5046-04用ハウジングに挿入する。

    図7-1. IOSubボード−超音波センサ送受信回路 (GIF File

  8. IOSubボード−赤外線センサ周辺回路
    図8-1のように、16芯フラットケーブルの片側は16ピンピンヘッダコネクタ(メス)に圧着、もう片側は4本づつ裂き、それぞれにMolex5046用コンタクトを圧着し、5046-04用ハウジングに挿入する。

    図8-1. IOSubボード−赤外線センサ周辺回路 (GIF File

  9. 赤外線センサ周辺回路−赤外線センサ
    図9-1のように、それぞれにMolex5046用コンタクトを圧着し、5046-03用 ハウジングに挿入する。

    図9-1. 赤外線センサ周辺回路−赤外線センサ (GIF File

  10. IOSubボード−Motor Power回路
    下図のように、それぞれにMolex5046用コンタクトを圧着し、5046-03用 ハウジングに挿入する。

    図10-1. IOSubボード−Motor Power回路 (GIF File

  11. Power Distributor−MMIボード
    図11-1のように、それぞれにMolex5046用コンタクトを圧着し、5046-03用 ハウジングに挿入する。

    図11-1. Power Distributor−MMIボード(GIF File

  12. Power Distributor−VMEラック
    図12-1のように、Power Distributor側にはそれぞれにMolex51067-0400用コンタクトを圧着し、51067-0400用ハウジングに挿入する。VMEラック側はそれぞれにVMEラック用コンタクトを圧着する。

    図12-1. Power Distributor−VMEラック(GIF File

  13. Power Distributor−Motor Power回路
    図13-1のように、それぞれにMolex51067-0200用コンタクトを圧着し、51067-0200用ハウジングに挿入する。

    図13-1. Power Distributor−Motor Power回路( GIF File

  14. Power Distributor−電池
    図14-1のように、Power Distributor側にMolex51067-0200用コンタクトを圧着し、51067-0200用ハウジングに挿入する。バッテリー側はバッテリーコネクタ付属の専用コンタクトを圧着し、バッテリーコネクタに挿入する。

    図14-1. Power Distributor−電池( GIF File

  15. Motor Power回路−Motor
    MotorはMotor Power回路とのインターフェースケーブルが直付けになっているので接続ケーブルを作成する必要はない。