| 沼津高専 電子制御工学科 | |||||||
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| 改訂記録 | |||||||
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| 版数 | 作成日 | 作成者 | 承認 | 改訂内容 | 提出先 | ||
| A01 | 2000.3.1 | 村木 | 川端 | 初版 | |||
| 10月 | ガイダンス、解説 | ||
| 11月 | システム開発計画書作成 | ||
| 基本設計書作成に伴う調査 | |||
| 12月 | |||
| 冬休み | |||
| 1月 | |||
| 基本設計書作成 | |||
| 2月 | |||
| 4月 | 開発計画書の改定 | ||
| 5月 | 詳細設計書の作成 | ||
| 6月 | 設計図作成 | ||
| 7月 | |||
| 8月 | |||
| 9月 | 作成 | ||
| ドキュメント整理 | |||
| 10月 | |||
| 11月 | |||
| 改造設計 | |||
| 12月 | |||
| 1月 | 改造後のドキュメント整理 | ||
| 2月 | MIRS競技会 |
| 10月 | ガイダンス、解説 | |
| 11月 | システム開発計画書作成 | |
| 基本設計書作成に伴う調査 | ||
| 12月 | ||
| 冬休み | ||
| 1月 | ||
| 基本設計書作成 | ||
| 2月 | ||
| 4月 | 開発計画書の改定 | |
| 5月 | 詳細設計書の作成 | |
| 6月 | MIRSデータベースのドキュメント作成 | |
| 7月 | 基板作成、はんだ付け | |
| バグチェック、PIDによるテスト | ||
| 8月 | ||
| 9月 | ||
| ドキュメント整理 | ||
| 10月 | ||
| 11月 | ||
| プレゼンテーション準備 | ||
| 12月 | ||
| 1月 | 競技会用プレゼンテーション準備 | |
| 2月 | MIRS競技会 |
| 期間 | 作業内容 | 成果物 | 備考 |
| 10/27〜11/26 | システム開発計画書作成 | システム開発計画書 | |
| 11/27〜12/22 | 調査報告書作成 | 調査報告書 | |
| 12/23〜2/18 | 基本設計書作成 | 基本設計書 | |
| 2/19〜4/27 | システム開発計画書作成 | システム開発計画書 | |
| 4/28〜5/24 | ソフトウェア詳細設計書作成 | ソフトウェア詳細設計書 | |
| 5/25〜9/10 | 規定走行会プログラム作成 | プログラム | 第一回規定走行会 |
| 9/11〜10/15 | 規定走行会プログラム作成 | プログラム | 第二回規定走行会 |
| 10/16〜11/12 | システム基本動作試験試験仕様書及びプログラム作成 | 試験仕様書及びプログラム | システム基本動作試験 |
| 11/13〜12/17 | プレ競技会プログラム作成 | プログラム | プレ競技会 | 12/18〜2/4 | 競技会用プログラム作成 | 競技会用プログラム | 競技会 |
詳細
詳細
詳細
詳細
| 開発計画 | 200 |
| 基本調査 | 62 |
| 基本設計 | 148 |
| 詳細設計(mech.) | 43 |
| メカ設計 | 145 |
| 製作(mech.) | 116 |
| 改善設計・製作(mech.) | 75 |
| ドキュメント整理(mech.) | 75 |
| 詳細設計(elec.) | 51 |
| DBMD整備 | 28 |
| P.D.ボード設計 | 24 |
| 製作(elec.) | 280 |
| 改善設計・製作(elec.) | 46 |
| ドキュメント整理(elec.) | 107 |
| 詳細設計(soft.) | 56 |
| 標準MIRS上試験用ソフト設計・製作 | 180 |
| 規定走行用ソフト設計・製作 | 88 |
| システム基本動作試験用ソフト設計・製作 | 78 |
| プレ競技会用ソフト設計・製作 | 111 |
| 競技会用ソフト設計・製作 | 233 |
| ドキュメント整理(soft.) | 56 |
| プレゼン用資料製作 | 26 |
| その他(競技場作成・パンフレット作成・・・) | 12 |
| 総計 | 2240 |
| 日付 |
内容・修正 等 |
備考 |
| 01/19 |
周回行動をしようとすると直進してしまう |
周回行動モジュールで、目標姿勢角修正。 |
| 01/19 |
超音波センサでのポスト発見モジュールが動作していない |
タスク登録の忘れ |
| 01/20 |
MIRSプレーヤー(行動再生ソフト)の座標軸が違う |
画面表示モジュール修正 |
| 01/20 |
データ蓄積モジュールのデータ記録周期の間違い |
記録周期を100msecに |
| 01/22 |
正対モードで、後ろに100mm下がるところを,0度の方向で100mm下がっている |
相対角度ー>絶対角度へ |
| 01/22 |
周回モードで,breakが足りなくて間違ったモードにいく |
ブレーク文を追加 |
| 01/22 |
正対モードでgetTS()とgetTH()の間違い |
コメント追加、説明書追加による間違い防止 |
| 01/22
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ポスト獲得判定の際の座標の間違い |
座標計算修正 |
| 01/25 |
十字軌道タスクのx座標とy座標の間違い |
ドキュメントに明示、修正 |
| 01/25 |
ポストの位置を確認するときの超音波センサの左右の入力の間違い |
定数の修正(USS_W<->USS_L) |
| 01/26 |
タッチセンサの左右の入力の間違い |
定数のドキュメント明示 |
| 01/26 |
獲得したポストの座標の記録がない |
座標記録の条件を緩和、正対できたら記録。 |
| 01/28 |
周回後の行動間違いを修正 |
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| 01/28 |
バンパが接触したものが壁かどうかの判定を甘く修正 |
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| 01/28 |
超音波センサが誤作動してしまうので、チェックを強化 |
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| 01/28 |
周回行動中の衝突後の動作を修正 |
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| 01/28 |
ポストと正対するとき、一方向しか回転しない |
正対時角度補正の修正 |
| 01/28 |
ポスト正対モードのとき、正対する方向の逆に動く |
正対時角度修正 |
| 01/29 |
周回中における赤外線発見時にポストの位置を記憶するように修正 |
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| 01/29 |
十字モード中の超音波センサ反応時の行動修正 |
出来るだけ中心をとらえるよう修正 |
| 01/29 |
正対タスクでタッチセンサが2つ同時に反応した場合の処理を修正 |
2つ同時に反応したら角度を少し補正した後、周回を始める。 |
| 01/30 |
周回行動の復帰方向が間違っていたのを修正 |
回避しようとしているにもかかわらず、また獲得しようとしてしまう。 |
| 01/30 |
スタート時の起動方法を変更 |
駆動系スイッチ押下後5秒でスタート |
| 01/30 |
後ろ向き周回時にポストにあたった場合の処理を変更 |
ポスト回避方向が逆だったのを修正 |
| 01/30 |
十字モード中の超音波センサ反応時の行動再修正 |
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| 01/30 |
ポストを周回する途中で獲得せずに帰ってきてしまった時も、ポストの位置を記憶 |
同じように何回も取りに行ってしまうため |
| 01/30 |
正対タスクで前進する場合に速度を小さく |
衝突の際のショックを和らげることで滑りを小さく。 |
| 01/30 |
MirsPlayerでポストの位置を表示 |
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| 01/31 |
デタラメモードで復帰時に角度を間違えた |
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| 02/01 |
タッチセンサ定数が、右と左が逆だった |
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| 02/02 |
でたらめモードのケース16のsetRandPHIのプラスとマイナスを間違えたので思った方向の逆に回転した |
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| 02/02 |
周回中にポストにぶつかって回避するときの角度を補正 |
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| 02/03 |
座標再設定後に誤作動 |
座標再設定後時間をおくことで対応 |
図1.バグ曲線
今回、当初からLQI制御の導入と、簡易位置・姿勢角制御の実現及び、
全命令のモジュール化(hardware関数を直接使わない)などの方針が
決まっていたことから、それらの大部分は競技会前、十分に練っていく時間があり、
ほぼ達成できた。これにより、大幅に保守作業が簡単化された。
また、メカニクス、エレクトロニクス部分に
大きなトラブルもなく、当初の目標であった
「標準部品の採用による信頼性の向上」もほぼ達成された。
開発上まずかったことは、まず、ドキュメント作成がいつも後手に回ってしまっていたこと
があげられる。今回のカリキュラムの大きな目標の一つに、
「全開発過程を網羅するドキュメントの作成と、その責任の明確化」
があげられるが、これは達成できたとは言い難い。
出来る限りドキュメントは整備したつもりだが、まだまだ足りない部分があると思う。
特にソフトウェアに関しては、標準的なドキュメントが不足しているので、
標準的なドキュメントの整備が望まれる。
| 関連文書 |
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